魂の文学的良心

感想とかレポとか日記 

『龍が如く8』がめちゃくちゃ面白くて毎日ハッピー(ネタバレなし)

龍が如く8』を絶賛プレイ中です!もうハンパなく楽しくて、今5章なんやけどプレイ時間が既に50時間近くきてる。

龍8では前作7から引き続き、我らが春日一番が主人公です!一番ッッ!!好きだーーーーー~~~~!!!!途中からは旧主人公である桐生ちゃんも合流し、ダブル主人公となるめちゃくちゃ熱い展開!まったくタイプの違う二人を操作できるなんて、旨みが凝縮され過ぎている。

龍が如く8の舞台はハワイ!一番のイメージにぴったりだね!私は春日一番が幸せだと心が満たされるので、一番がアロハシャツ着て浮かれてるだけでもうハッピー。

というわけで、ハワイ散策、ミニゲーム、サブストーリー、絆イベントで遊びまくっている様子をお届けしたいと思います。頼むから語らせてほしい。メインストーリーのネタバレは無しだけど、5章時点でのパーティーメンバーは画面下にアイコン出ちゃってるから、そこは目をつむってほしい。

 

・*:..。o♬*゚ハワイ到着・*:..。o♬*゚

フォ〜〜〜~~~(☝ ՞ਊ ՞)☝!!!!

カラッとした青い空に、異国の植物に、リゾートっぽい建物!熱気が画面越しにもぶわっと伝わってくるみたいで、高揚感ぶち上がり。さあここから旅が始まるぞ~~!

あとハワイにリュックだけで来る一番にほっこりした。出勤中のサラリーマンみたい。

そしてたまらん序盤のこのマップ。

訪れたことのないエリアが黒塗りされてるマップ見るたびに胸が躍るね!勇者一番と未開の地を冒険していかなくては。

龍7あるある「サイドケースをクリアしたポイントが未開の地のド真ん中」は今回も健在です。龍7の時はこれでゲーム序盤に中華街に飛ばされて、所持金むしり取られたことが何度かありました。こないだ横浜中華街に聖地巡礼した時も、この恐怖ワープのトラウマが蘇った。荒くれシェフ怖い。

<街ブラ編>

見てくれ!この圧巻の景色を!!

景色最高!!眩しすぎる空に海に砂浜。広い車道!街に様々な人種がいて、もう歩いてるだけでワクワクが止まらんよね。そんで街歩いてる人に「アロハ―!」ってすると挨拶が返ってくることがあって、それが結構嬉しい。なんか…みんな陽気!初めての地でにこやかにされる嬉しさ…!さらに挨拶した住民と友達になれるシステムまであって、そんなこんなでただ挨拶するだけの散歩とかをよく決行しています。無限に時間を消費できる。

屋外だけでなく、屋内もめちゃくちゃ細かく作り込みされてる。大型ショッピングモールに、飲食店や服屋さんまで。

全部じっくり見て回ろうと思ったら、もう散策が大変で大変で(嬉)

散策の時に助かるのがセグウェイ!これで街中をかっ飛ばすことが出来るよ。ハワイは異人町の3倍くらい広いので、かなり遠い場所へもセグウェイで快適に移動!

砂浜も縦横無尽にかっ飛ばす!風を切るようなエフェクトが付いてて、気分爽快!

仲間たちもしっかりセグウェイで付いてきます。桐生ちゃんちょっとおもろい。セグウェイに乗ると毎回仲間が「安全運転でな!」とか声掛けしてくれるのが地味に嬉しい。

たまに雨が降るんだけど、景色が一気にどんよりして、自分もその場にいるみたいな没入感があってそれもまた良い。

なんと!!泳げる!!嬉し~~~~~!!ハワイが舞台なら泳がずにはいられないよな~って思ってたけど、本当に泳げるって知った時はめちゃくちゃテンション上がった。気ん持ちいい~~~!!ちゃんと仲間たちも後ろについてきてるよ!

海に入る時に、一番が毎回龍脱ぎ龍が如く名物、一瞬で上裸になる早脱ぎ)するムービーが入って、勢いが凄くていつも笑顔になる。一番がほんとに楽しそうでこっちも最高に嬉しいよ。何かと悲惨な目に合うことの多い一番だけど、その分めいっぱいエンジョイしてちょっとでも良い思いしてほしい。私は春日一番の幸せを心から願っている。

夕方の景色もまたたまらんのよ…!ずっと海を眺めてるだけでもゲームを楽しめる。今作ではエンカウント無効のアイテムがどうも無いっぽくて、敵を気にせずゆっくり街ブラとか出来なさそうだな。DLCでもいいので出してくれ~~龍スタさーーーん!!

トロリーっていう観光バスが、レトロでメルヘンな見た目してて癒される。

これに乗ると次の停留所までゆっくり案内してくれて、景色を眺めたり、移動中の仲間の様子を楽しんだりできる。ボーっと窓の外を見てる桐生さんだったり、うっきうきで楽しんでる仲間もいたりで、ちょっと気を抜いてる素の表情を味わえる。

ねぇ桐生ちゃん楽しんでる?笑って…!もっと開放的になっていいんだよ!!桐生ちゃんがあまりにも仏頂面(いつも)なので心配になりますが、カラオケでしっかりハメを外してくれるので安心した。たまり場で雑談する時はいつも歌いたがってるから桐生ちゃん。

ミニゲーム編>

ミニゲームがやり込み要素凄くて、メインストーリーが全然進まん!色々あるけど、特にやり込んでるミニゲームをいくつか語る。

まず今一番熱心に取り組んでいるのが、8で新たに導入されたポ〇モンバトルのパロディー、『スジモンバトル』。龍7のスジモン図鑑集めがさらに進化し、集めたスジモンを使ってコマンドバトル!色々と本当にギリギリを攻めてて、初見では大笑いしました。勝利後のBGMとかかなりアウト寄りで面白すぎる。

なんかね、最初はおふざけの軽いミニゲームだと思ってたけど、レベル上げに進化にレア度に属性とか、結構奥深くてやればやるほど楽しい!ジムリーダーを倒してバッジ集め的な要素もあって、水タイプのスジモンばかり集めてるやつとかいた。ハ〇ダジム?ワタクシ昔から炎タイプばかり集めちゃう習性があるので、水タイプにはなかなか苦戦した。

スジモンを仲間にしたい時はお歳暮を渡して熱意を伝えるという、急に現実的な交渉。面白すぎ。

勝利後は、みんなでニッコニコの記念撮影タイム!ガラが悪い。

 

次も新しいミニゲーム。自転車で街中を滑走して食べ物を集めまくる『クレイジーデリバリー』。

龍7でも似たような空き缶拾いがあったけど、私はこっちの方が断然好き。色使いがポップだし、疾走感があるし、アクションが楽しいし、ポイントがガンガン増えていくのが気持ちいいし、なにより配達した特に「スーパー!クレイズィー!デリバリー!!」って毎回デケー声でコール(?)入れてくれるのが気分が上がる。Sランク取るために毎日頑張ってるけど、未だにギリAランクに届くくらい。自転車で盛大に転ぶ春日一番を見るたびに胸が締め付けられるので、あまりアクションをキメられないんだよね。失敗する一番は心臓に悪い。

 

こちらは、トロリーに揺られながら景色に紛れ込んだ不審者を激写しまくる、『不審者スナップ』。なにそれ…?

あられもない姿で登場する不審者をただただ撮るだけ。おふざけが過ぎる、とんでもミニゲーム!どんなに本編がシリアスでも、ここに来れば心を無にして楽しむことが出来る。パシャパシャ撮りまくるのが気持ちよくて、このゲームも結構な頻度で遊んでます!

不審者スナップを教えてくれるおじさん、あんたが1番不審者やないかいっていうオチが面白かった。春日一番は変わった人を集めてしまう香りでも発してるの?

<サブストーリー編>

シリーズおなじみの、メインストーリーの息抜き的なサブストーリー。今作でも春日一番の器のデカさで、街中のありとあらゆる人々を救っていく!今回もめちゃくちゃ心に沁みるものから、ズッコケお笑い系まで内容は様々。

前回から引き続き、相棒のナンシーちゃんが大活躍。デリバリーヘルプの料金アホほど高ぇ。

文句ばかり言う無課金ユーザーにブチギレしてるおばちゃんがいたり。これってSEGAの心の叫び?

頭に鳥が住み着いたり。このサブストーリーは本当に心癒された。

鳥を頭に乗っけたままバトルに入ったのは笑った。オチも最高で、動物と春日一番の絡みが胸に沁みた。

凄い人数が生き埋めにされてて、ここから目当ての人物を探す推理ゲームがあったり。頭をフル回転させました。等間隔に埋めるな。

サブイベントをやればやるほど、ほんと春日一番って何なの!?って感情になる。情熱的で真っすぐだけど、頭がキレて弁も立つし、優しく明るく楽しく気遣い上手で裏表がなくて…。サブストーリーは特に一番の熱い人間性がにじみ出ていて、友達になりたいを通り越して、もはや春日一番になりたい。こんな人間に私もなってみたい。

話は変わって、これはサブストーリーとはちょっと違うんだけど、龍8では様々なアクティビティを体験することでジョブチェンジが出来るようになる。そんでそのアクティビティを楽しむ様子が最ッ高にハッピー!これこれ、こういう姿が見たかったのよ!!

うわぁ~ハワイ行ってみたい。いつか行けたらいいな。

めちゃくちゃ楽しそ~~~!良かったねぇーー!!一番も「最高だぜー!」って叫んでて、すごく心が満たされた。お金貯めてもっと色々なアクティビティを体験させてあげないとね。ハワイを目いっぱい楽しんでくれ!

<絆イベント編>

龍が如く7でもあった、街中でみんなで雑談する「パーティーチャット」に、ご飯中にワイワイしゃべる「宴会トーク、仲間一人一人と腹を割って話す「絆ドラマ」と、仲間との絆を深める様々なイベント。龍8ではさらに「絆さんぽ」「絆ビンゴ」という仲間とサシで雑談するイベントが追加!さらにバトル中の絆技が新たに増えてたり。

絆技のこのカットインが熱すぎる。

とにかく仲間の存在を実感できるイベントやアクションが盛りだくさん!、おかげでゲーム内では仲間と出会ってまだ2.3日なのに、もうすでに心の友みたいな関係性が築けちゃう!

絆ビンゴが埋めるたびに、一番が「なかよし!!!!!!!!!!!!」

ってクソデカ声で叫ぶの、毎回初聞の時みたいに大笑いしちゃう。陽気すぎるやろ。

絆ビンゴ達成で見られる特別なイベントが、乙女ゲームみたいな演出で笑っちゃった。これこの後告白されるやつやん。

もうみんな春日一番にメロメロです。イベント終わりにはツーショットも撮れちゃったりで、前作よりも仲間との距離がグッと近くなったな。

くぅ~~~嬉しい!こんなのもう大親友じゃん!トミザワのこんな笑顔初めて見たよ。でもいつかは日本とハワイで離ればなれになっちゃうのか…考えたくないよなトミー…。

仲間が絆ビンゴ達成してると、一番がたまり場のバーに入った時に「おーいこっちこっち~」みたいに歓迎したり飲みに誘ってくれたりして、それがかなり嬉しい。これって絆ビンゴ達成した仲間が増えるたびに、あちこちから「こっち来いよ~」って呼ばれるってこと?そんなこと起きたら誰か一人なんて選べないよ!

ちなみにたまり場となるバーでは、仲間同士が雑談する様子を盗み見することもできる。前にナンバと足立さんがしりとりしてて面白かった。暇を持て余したおじさんの遊び!

みんなで集合写真撮れるモードも引き続きあるよ。エフェクトにハワイっぽいのが加わってて良いね。一番に「笑って〜!?」って言われたら大笑いしちゃいそう。

ちなみに、キャラ一人一人に個別の写真用モーションが付いてる。ナンバは両手グッド👍で、すごくナンバっぽい。ちなみにトミーはこれ。このポーズ何?

このちょっと輩っぽいビジュアルがめちゃくちゃ龍が如くの世界に溶け込んでて、演技もすごくナチュラルだった。多彩だな〜。だがしかしカラオケはしてくれない…!ご本人が断ったそうだけど!歌が上手いっていうメタプロフィールは存在します。是非聞かせてくれ!

ちなみに一番と桐生ちゃんとの絆イベントがないのが地味にショック。こんなに濃い時間を一緒に過ごしてるのにさぁ…!桐生ちゃんも一番の太陽みたいな明るさに救われてくれ!

 

余談なんだけど、タクシー移動中のロード画面の一番があまりにかっこよすぎる。なにこの激マブい横顔。こんなん隣で見てたら惚れるしかないやん。

一番って目鼻立ち超くっきりで、たまにめちゃくちゃ美しい時あるよね。

でも光の加減では、誰!?みたいにゴリラ化する時がある。

この振り幅、イイよ一番…!

またまた余談なんだけど、ワタクシゲームに出てくる食べ物のグラフィックが大好きで、龍シリーズにはこれまで絶大な信頼を置いてたんだけど、龍8もやっぱり安心と信頼の完成度でした。ツヤとか色味とか最高。

 

…というわけで、龍が如く8楽しい語りでした!全く内容の無いただただ楽しんでいるというご報告だったけども!次はやっと6章に突入します!大目玉ミニゲームのドンドコ島が開放されるらしいので、本編クリアはずっと先になりそうやな。まだまだ楽しいが保証されている龍8、最高〜〜!!!

 

金色のコルダ3フルボイスverであの夏を取り戻したよ

2023年で金色のコルダシリーズが20周年なんだって〜!!めでてえ〜〜!!!

私のコルダシリーズプレイ遍歴が、10年以上前に友人におすすめされたのがきっかけで『2』、『3』、『3アナザースカイ神南』をクリア済み。で、20周年の記念広告とか見てるうちに久々にやりたくなって、『金色のコルダ3』のフルボイスverを買ってプレイしてみたらめちゃくちゃ再燃した。

だいぶ久々だったので、ほぼ初見みたいな感覚でプレイできて楽し〜〜!というわけで、ゲームの感想を綴っていく。ストーリーのネタバレあり。

 

 

 

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簡単なゲーム紹介

金色のコルダ3とは、2010年に発売された恋愛シミュレーションゲーム。コルダ1.2からキャラが一新されてるから途中参入しやすいよ!

ゲームの主な流れは、学内の仲間とアンサンブルを組んでひたすら練習し、夏の全国学生音楽コンクールで優勝を目指すという、クラシックの高貴な爽やかさが加わったひと夏の青春群像劇。頼もしいチームメイト以外にも、強力なライバルたちと切磋琢磨し合い、音楽家として成長しながらも恋愛関係を結ぶことができる。攻略対象は総勢12名!

ワタクシ恋愛シミュレーションゲームがあんま得意でないんやけど、コルダ3は友情・努力・勝利と熱いスポ根モノさながらなストーリーで、計画的にステータスを伸ばす育成要素や、簡単なリズムゲームもあり。そして何よりもありがたいのが、エグいBAD ENDがない。おかげでそんな私でも最後まで楽しくプレイできました。

ちなみに横浜が舞台なんやけど、私ついこないだ『龍が如く』の聖地巡礼で横浜観光してきたばかりなので、知ってる場所が出てくる度にドキンッ///としました。ここ中華マフィアに絡まれた場所やん///
 

メインストーリーの感想

 というわけで、久々に星奏学院へ帰還!おーーいみんな~~~!元気か~~~~!?

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明るくてお人好しで一生懸命で芯が強く、たまに(結構)抜けてる高校2年生の小日向かなでちゃん。基本はおっとり系なんだけど、たまに武士みたいな漢前の選択肢が出てきて面白い。攻略キャラ各々の事情にしっかり介入しながら、互いの音楽の質を高め合う様が逞しい!プレイしててかなでちゃんの行動ひとつひとつにわくわくした。

で、そんなかなでちゃんは、ヴァイオリニストとして己を成長させるために、地元を離れ横浜の星奏学院高校に転入してくる。さっそくアンサンブルを組む流れになるんだけど、青春群像劇によくある『仲間内でのギスギス』が例外なくやってくる。特に序盤なんかは実力も信頼も不足してるので、かなでちゃんを巡って部内で議論が起こったりするのが本当にキツイ。周囲のイライラが伝わってくる空気感、脆弱メンタルの私には耐えられん。

ストーリーや個別ルートを進めると、メンバーたちの熱意や人間性を深く知れて、アンサンブルがどんどん好きになっていく。特に大会のステージ脇での会話シーンは、仲間の存在の頼もしさを再確認できる大好きなイベント!さらに仲間たちもかなでちゃんの賢明な姿に胸打たれて、少しずつ信頼を得ていく流れが最高。自分自身も成長し、周囲にいる人々にもいい影響をガンガン及ぼしていくかなでちゃん!こうやって少しずつチームが出来上がっていく展開は、王道だけどやっぱり心に響くね。ぜってぇこのメンバーで優勝してやろうぜって気持ちが強くなる!

そして、大会で勝ち進んでいく嬉しさの反面、敗北したライバルチームにも感情移入してしまい、素直に喜べない苦さもこれまた『青春』だなぁ~。どの学校も魅力的で、各学校ごとの熱いドラマに、スポーツ観戦後みたいなさわやかな後味が残る!

そしてストイックに練習する合間に、プールやスイカ割りやBBQやお祭りや花火など、夏の楽しいイベントを思いっきり楽しめる。こういう「ただただ楽しい!」みたいなのってホント10代の頃しか味わえないから、眩しいな~って思った。アラサーとなった現在では、遊ぶにしても体力とか明日の仕事とか立ち回りとか対人関係とか色々と気ぃ使っちゃって、こうやって無邪気に遊ぶことなんてできないもんな。

余談なんだけど、ワタクシかなでちゃんや響也と生まれ年が同じの同級生でして、なのでかなでちゃんが部活に打ち込んだり友達と遊んだりする姿が自分の学生時代と重なって、より親近感を持ってゲームを楽しめたな~って思った。地味に共感したのが、みんなが使ってる携帯電話の型。高2.3の頃に一気にスマホが入ってきたから、かなでちゃんたちが使ってるのは本当に「最後のガラケー」って感じなんだよね。わかるよこの色味とかスマートな感じ。

 

攻略キャラ感想

とりあえず3周プレイして、攻略できたのが10名!キャラ別に感想を語っていくよ~。

如月律

星奏学院オーケストラ部の部長。かなでちゃんの幼少期に影響を与えた数少ないキャラの1人で、正直『運命の人』感は否めない。厳格で堅物な人…かと思いきや結構抜けててド天然。物語の途中で手を怪我したり、かなでちゃんに部の未来を託したりと、『ザ・部活動』な青春体験をたくさん提供してくれてワクワクが止まらん。

かなでちゃんの憧れの人で、選択肢に律を意識してそうなやつが多くてかわいい。内心律のこと好きだよね…!?しかし相手が超鈍感なためそんなアプローチがことごとく空振りし、かなでちゃんの胸中SE「ガーーーン(迫真)」がしょっちゅう入ってきてめちゃくちゃ笑った。こんなにかなでちゃんが空回りする相手ってそうそういないので、何が何でも恋を実らせてあげなくなる。ふとした時に「おいで」とか「~してごらん」みたいな優しい物言いするのでニヤニヤしてしまう。他にも、律からかなでちゃんへの信頼の高さが伺えるイベントがたくさんあって、こっちまで嬉しくなるね!終盤にはあの律からまさかの指輪のプレゼントが!こんなん好きになるやろ…。

だがしかし、そこまでしといて、結局最後まで律の口からはっきりと「好き」みたいなの聞けなかったので、言ってあげて~~~!!?って思った(条件が揃えれば告白シーンが見られるらしい)

 

水嶋悠人

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星奏オケ部の1年生。生真面目で自己研鑽を怠らないタイプ。曲がったことが嫌いで、上級生相手にも容赦なく意見する。こやつが序盤かなでちゃんへの反発心が強く、認められるまでが厄介であった…。でも一度認めたらとことん味方してくれるし、融通が利かない面はあるものの、自分の失態は素直に反省して謝罪する柔軟さを持ち合わせている。やや視野が狭く未熟な部分はあるけど、成長したら強力な部の要になってくれると思う。

恋愛面では逞しさが前面に出されていた。キュートな外見の後輩キャラだから油断しがちだけど、正直星奏メンバーで一番頼もしい。損得感情なしに慕ってくれる感じが安心感がある。ハルくんイベントの序盤で「部室の扉の立て付けが悪い」ってやつがあって、そのフラグが最後の最後に回収される展開は、思わずスタンディングオベーション

ただ終盤のデブネコイベントでめちゃくちゃ怒られるやつ、あれは悲しくなりました。良いだろうが嬉しさを共有したってよーーー!!おめぇのこと好きなんだよ~~~!!!かなでちゃんのこと「落ち着きがない!」って怒るけど、あなたもなにかと早とちりで慌てがちだからね!?好きな人にはそうなるでしょ?んんっ?

 

大地・響也

残りの星奏オケ部である大地と響也は、3周やっても攻略できんかった。スマン2人。

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響也は攻略の途中で「レベル上げ&落ち込みモード」が入ってくるおかげで、毎回余裕の期限切れ。大地に関しては、最初から友好的なのもあって攻略に対する焦りがなく、油断してたら期限切れみたいな感じだった。特に響也はコルダ3の裏主人公と言われる人物だから、見ておくべきイベントがたくさんあるんだと思う。4周目やる気が出たらこの2人に挑みたいと思います。

 

八木沢雪広

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至誠館高校の部長で、品行方正な3年生のトランペット奏者。温厚で物腰柔らかく、誰に対しても丁寧に接してくれる。しかし内には熱いチーム愛と音楽愛を秘めてるというキャラクター。

第一印象に突出したものがないため、昔プレイした時は全く惹かれず、今回も最初から攻略を考えてなかった。しかしイベントが起これば起こるほど、あれっ……この人めちゃくちゃ良いぞ!?となって、あれよあれよという間に大本命になってしまった人。昔は派手派手でおもしれーヤツに行きがちだったけど、時が経った現在ではこういう穏やかさや安心感を求めてしまう。

八木沢部長とのイベントは、基本的にほのぼのとお茶したり、休憩しながらおしゃべりみたいな感じが多く、穏やか~に時が流れていく。こういう人に限って裏の顔があるのでは?と勘ぐってしまうけど、そういうことは一切なく、マジで清潔感に溢れ、聖人君子で、穢れを知らない真っ白な人。だからこそ恋愛に発展するのがなかなか苦労する。ニアにそそのかされてようやく八木沢部長が恋心を意識し出した時には、もうプレイヤーは楽しくってしょうがない。思った通りに赤面するし、近づくと慌てるし、揶揄われるとめちゃくちゃ狼狽えてるし、かと思ったら急に平静を保とうとして変に堅苦しくなってるし、この人めちゃくちゃオモロいやん!!からかうのが楽しくて、かなでちゃんの内なるSっ気が芽生えそうになっている!しかしかなでちゃんに押されてばかりではなく、最後には漢気を見せる八木沢部長。なんと決勝戦の前に、プロポーズか?みたいな告白をバシッと決めてくれます。結局恥ずかしさに耐えられんくなってて、かんわいいなおめぇ!!!

エンディング後のスペシャルドルチェは、八木沢部長っぽさ全開で痺れました。久々の再会で、気合い入れてドデカいリュックで登場する八木沢部長。元気いっぱいで面白い。いきなりのお泊まりデートでビックリしたけど、当の八木沢部長は全く意識しておらず、周囲のキッズにからかわれて急に恥ずかしくなってんの。めちゃくちゃ愛いやつじゃん!「かなでちゃんを傷つけない」って誓ってくれたけど、こっちから傷つけるのはアリですか?

 

火積司郎

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至誠館高校の2年生で、ぶっきらぼうでコワモテのトランペット奏者。大会優勝に対して執念に近い熱意を持っていて、毎日ストイックに練習に励んでいる。友好度が上がらない限りかなでちゃんには一切心を開かないため、他の至誠館メンバーとの差が凄すぎて心が折れそうになる。特に序盤のランニングスルー。しかし一度心を開いたらめちゃくちゃ優しくて、こっちが恥ずかしくなってくるくらい甘い。純情で思い通りに照れてくれるので、攻めがいがあるね!外見だけで避けられることが多く、そんな火積に物おじせず接してくれるかなでちゃんに惚れたらしい。かなでちゃんに威嚇とかそういうのは通じませんが?

至誠館メンバーでサブキャラの狩野先輩と伊織が友情出演することが多くて、男子校っぽいガヤガヤした雰囲気が楽しくて好き。スペシャルドルチェでも、火積の家族や近所の人の大歓迎ムードに嬉しくなった。ただ決勝前の応援団シーンは、アレどんな顔して見届けるのが正解だった?度を越した男子校ムーヴが味わえる火積ルートです。

火積は去年 暴力事件を起こしていて、罪の意識に捕らわれながらここまでストイックに練習してきた。火積ルートを進めると事件の真相が明かされるんだけど、これに関してはカツアゲ犯や顧問がクソッタレなのはそうだとして、火積・伊織・八木沢部長の対応もあまり良いものではなかったのでは…。もう少し部全体への影響を考えられるほど視野が広かったら、今ほどの状況にはならなかったんじゃないかな。この件に関してはそこまで掘り下げられないので、あんま憶測でモノ言えないけど、なんだかモヤモヤする事件だなぁ。でも過ぎてしまったことはもう仕方ないし、その過去を乗り越えたからこその至誠館の団結力だし、そのきっかけがあったから、火積がここまで人間的にも演奏者としても成長できたんだろうし。火積が次期部長を引き継ぐって流れはジーンとした。もうそろそろ胸を張ってもいいと思う。

 

水嶋新

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至誠館高校の1年生で、陽気なトロンボーン奏者。楽しいことが大好きで、大型犬みたいな激しめのスキンシップと愛情表現が持ち味の年下男子。昔プレイしてた時は馴れ馴れしすぎて正直あまり得意じゃなかったんだけど、自分が年を重ねてだんだんわかってくる、新の凄さ。こういういノリのやつが1人いるだけで、どれだけ場が救われるか。楽しいイベントを持ち込んでくることが多く、シリアスになりがちな場面でも空気をぶち壊してくれる。ただ破天荒なだけじゃなくて、騒ぎに乗じてちゃっかり良いポジションを陣取ってたりして、実は結構ずる賢い一面もあってめちゃくちゃ世渡り上手。かなでちゃんと出会った当初は「夏休みと音楽を楽しむ!ついでにかなでちゃんを落とせたらラッキー!」くらいの軽いノリだったそう(露骨でイイネ)だけど、だんだん恋に本気になってきて、色々と考え込んで勝手に落ち込み状態になるという、やや面倒くさい展開が待っている。1年生だから大目に見てやるけどさぁ、ホント自由奔放が過ぎるよ!そんな後先考えない無邪気さが新の魅力。なんか、それの良し悪しどうこうは一旦置いといて、こういうのびのびとした性格がマジで羨ましい時あるわ。

決勝の前日に電話かけてきて、「せーので切ろうね」つってなかなか切らないやつ、あれ悶えた。かわいすぎるやろ。あと、スペシャルドルチェのスーツ&ヘアセットの新にギャップ萌えしたので、こういうちょっと本気出した姿が本編でもっと見たかったな。新は人を好きになるのに具体的なきっかけとかはない直感タイプなんだろうけど、誰に対してもそんな感じだろうから、かなでちゃんが色々とやきもきさせられそうで心配。

 

東金千秋

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神戸から来た神南高校の部長で、派手で尊大な態度のヴァイオリニスト。実力に裏付けされた自信家で、技術・パフォーマンス力・指導力・審美眼と、色々と備わった超カリスマ的存在。それだけじゃなく、金持ちで若干感覚がズレてたり、意外にもすぐ照れたりと、可愛げのある一面も兼ね備えてる。ちょっとキャラクターとしての魅力が有り余ってませんか?攻略するにつれて、人間力の高さに尊敬の念がガンガン深まる。

千秋との恋愛イベントは、他キャラよりさらに爽やか。自分の成長を大きく手助けしてくれた千秋に、今度はかなでちゃんが恩返しで色々頑張るっていう、熱く真っ直ぐなピュアネス青春物語。千秋はかなでちゃんの応援を力に変えてソロ部門を優勝するし、この夏お互い無くてはならない存在になったね!

強引な千秋なので、かなでちゃんが逆に押されててスゲーかわいい。かなでちゃんを神戸に連れて帰るみたいなこと言い出して、そんなに求められると嬉しくなっちゃうよね〜!

スペシャルドルチェは一緒にホラーを見る王道展開なんだけど、まさかのニアと千秋の絡みが見られて楽しい。ニアの策士っぷりには誰も敵わない。

 

土岐蓬生
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神南の副部長。気だるげで妖艶なオーラを振りまく、ちょっと胡散臭い人物。享楽的で、何かとかなでちゃんにちょっかいをかけて楽しんでいる。本気かサービスなのかが分からなくて、どこまで真に受けていいのかわからん。でもこういう食えないタイプの人には好奇心がわくので、腹の内暴いたろって気持ちで猛アピールしました。

イベントは流星群やホタルを観に行ったり、寮をこっそり抜け出したりと、蓬生らしいしっとりと大人っぽいものが多くて不覚にもときめいた。多分過剰に構われるのが苦手なんだろうけど、かなでちゃんのことを「あんたはいてもいなくても一緒でええな(^^)」って言ってくれるの、蓬生なりのまあまあな褒め言葉っぽいな。かなでちゃんと接するうちに、心地よい空気感に自然と惹かれていったような様子。どさくさに紛れて甘え倒してくるし、気軽に冗談も言い合ったりと、結構ありのままでリラックスしてるよね。

お別れの際には神戸行の新幹線切符をプレゼントしてくれるという、非常に誠実で現実的な贈り物。そのうえでサプライズ的に会いに来てくれるという、あの蓬生が遠路はるばる来てくれたっていうだけで嬉しいですよこっちは。

よくしんどそうにしてるんだけど、マジの病気がちで1年ダブっているという真相。どこか寂しげで退廃的だったのにも納得がいく。体のことを心配すると取り繕ってくるので、病弱なのがコンプレックスなのかもなぁ。そのことを知るとさらに深みの増すキャラクターだな〜。

 

七海宗介

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ライバル校の中で決勝でぶつかる、横浜天音学園の1年生。本来は明るく前向きな性格だそうだけど、天音学園のレベルの高さにすっかり自信をなくし、気弱で内気になってしまった。音楽家として諦めようとしていた矢先にかなでちゃんと出会い、チェロを続ける決心をする。そんな出会いはもう惚れるしかないやん。かなでちゃんのことを子犬みたいにコロコロと慕ってくれて、「俺も小日向さんみたいになりたいです!」みたいな感じで、ライバル校だけど懸命にチェロを頑張ってくれる。そんなかわいい後輩が出来たもんだから、かなでちゃんも甘い甘い。七海に対する選択肢が、他のキャラに比べて俄然優しい気がする。七海がしょぼくれてる顔があまりにもかわいそうで、私もつい世話を焼きたくなってしまう。これ↓そんな眉下げなくても。

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七海ルートは、恋愛っていうよりも演奏者としての成長を描いている印象。七海も発展途上だから、泣いたり凹んだりキレたりと色々未熟。でも良いよ、かなでお姉さんがドンと受け止めたるから!そしてかなでちゃんに後押しされて、最後はステージを目前にド根性を見せつけてくれます。最後には自分の腕を信じられるほどの自信を取りもどした!よくやった七海!!

七海の実家でご飯を食べるイベントが好き。料理を振る舞われるのってあったかくて良いね。コルダ3のイベントで上位3に入るほど好きかも。それに対してスペシャルドルチェは謎の延々鬼ごっこで、エンディング迎えたのにこの仕打ちはなんだ!?って思いました。

ハル、新、七海の1年生トリオがかわいい。この3人でワイワイしてるシーンもっと見てみたいな〜!

 

雨宮静

出ました、金色のコルダ3史上最もオモシレー男。この人は過去プレイした時もあまりの面白さに攻略した。今回も相変わらず面白すぎて、手が無意識に天宮を追っている。天井突破の面白さはこの世を幸せにする。

天宮は天音学園の3年生で、元々凄腕ピアニストなんだけど、自身のピアノに感情を灯すために、かなでちゃんに恋愛ごっこを持ちかけてくる。知的で穏やかだけど、言動に掴みどころがなくて、浮世離れしたミステリアスな人。

この手の話は「ごっこ遊びのつもりが気づいたら本当で好きになってたよ」みたいな感じだってなんとなく展開の予想はついてたけど、それでも感激した。最後にかなでちゃんと離れ離れになっちゃうんだけど、そこであのラストシーン!!かなでちゃんが天宮との思い出の曲を演奏し、それが遠く離れた天宮に届いて、走ってかなでちゃんの元に向かうという…!これってあの伝説のヴァイオリンロマンスってやつですか!?

最初は「なにこいつ?」で始まったけど、最後にはコルダシリーズの花形枠になるとは。その飛躍っぷりにめちゃくちゃ感動した。すごくロマンチックなストーリーだったけど、シュールなイベントはとことんシュールで、そのバランスが抜群に良い。

スペシャルドルチェで、お料理中のかなでちゃん放置でエプロンを買いに行くやつ、安心と信頼の天宮でめちゃくちゃ面白い。最後までとことん私を楽しませてくれるな…。

あと、序盤は天宮のこと何も知らず一緒に練習してたかなでちゃんだけど、のちのち強豪校天音の生徒だったって発覚する展開が良い。「あいつ実はスゲー奴だった」みたいなやつ大好き。

 

冥加玲士

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横浜天音学園の3年生で、大会で随一のヴァイオリニストにして本作のラスボスポジション。冷徹な性格で、幼少期の出来事からかなでちゃんへ因縁を持ち、現在に至るまで憎しみを抱き続けている、捕らわれの男。それはもう『恋』じゃんって全プレイヤーが思った。コルダ3の物語が動き出すきっかけを作った人なので、マジのマジでかなでちゃんの『運命の人』。というか、かなでちゃんが冥加にとっての『運命の女』。

最初はとにかく冷たく突き放してくるので、ひたすらプレゼント攻撃。冥加さんは唯一プレゼントのお返しをくれる人なので、贈りがいがあって楽しい。かなでちゃんのためにわざわざ選んでくれたのか!?しかも「不要なら処分しろ」って、するわけないじゃん!この人はツンデレ系なのか冷酷系なのか囚われ系なのか、既存のジャンルどこにも属さないので、『冥加玲士属性』っていう唯一無二の存在だわ。

かなでちゃんのことを『自らの心臓』と呼ぶほど大切に思っており、自分でもこれが憎しみなのか何なのか分からなくなっているんだって。最初から最後までかなりロマンチックで、攻略に苦労するけどめちゃくちゃ胸打たれるお話。

勝戦でかなでちゃんに敗れた冥加の心象風景が現れ、ドレスをまとったファム・ファタル(注:かなでちゃん)に「俺の全てを支配してくれ」と熱い眼差しを向けるマントの騎士(注:冥加)。

えっ、と…。

戸惑うな私。コルダシリーズってそもそもこうだったじゃん。

冥加はかなでちゃんに打ち勝つことに尽力してきた反面、こうやって敗北を期すことを内心望んでたんじゃないかな。なんだかもう私では計り知れないほど、凄まじく拗れた愛情。人生でここまで誰かに執着できるのってすごいよ。

そして決勝が終わり、誰もいないステージでひとり『愛のあいさつ』を奏でる冥加。そしてその音に導かれるかなでちゃん。これってヴァイオリンロマンスじゃないですか!?(本日2回目)

コルダ無印を彷彿とさせる展開!冥加ルートってもしかして正史なのか!?

ヴァイオリンで出会った二人が、最後はヴァイオリンによって結ばれるという、ラスボスに相応しい締めくくりでした!

スペシャルドルチェのおうちデート&お姫様抱っこめちゃくちゃ萌えた。改めて見るとこの2人の体格差がすごくてかわいい。冥加はかなでちゃんに対しての想いを、これからも音色で紡いでいくんだね!?愛を乗せた音色とかすげーロマンチックじゃん…!!

しかし冥加さん、かなでちゃんからのラブコールに対しては基本的に半信半疑なの、何故!?こんなに愛しているのに!?片思い期間が長すぎていまいち現実味がないのかな。そういうのはこれからゆっくりと慣れていけばいいと思うよ!

 

ノーマルエンド&アフターイベント

ある条件下で解放される、フルボイスverで追加されたスペシャルイベント!ほのぼの穏やかなイベントから、あのキャラの気になるその後、さらにはとんでもねえ爆弾投下まで様々。

〇ニアアフター

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かなでちゃんの友人枠ニアだけど、神出鬼没でミステリアスで、友人と言うにはニアのことをあまり知らない。しかしノーマルエンドの選択肢で「ニアは親友だ」を選ぶと、ちょっとびっくりした後喜んでくれんの!あなたはまごうことなき親友でございますよ!ここぞと言うときにかなでちゃんを後押ししてくれて、ニアの優しさにどれだけ救われたか。アフターでニアにヴァイオリンをゆだねるかなでちゃん、どでかい信頼関係が結ばれてて嬉しい。最初は好奇心から近づいてきたはずだけど、懸命に駆け回る姿にいつの間にか惹かれてたんだね!かなでちゃんの音色を愛してくれてありがとう!

〇狩野&伊織アフター

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至誠館のサブキャラで、友人枠とも言いがたい絶妙な距離感の2人。本編では絡みが少なくて寂しかったけど、スペシャルイベントでついに交流できました!彼女がいるって嘘ついちゃった狩野先輩の名誉を守るために、かなでちゃんが一肌脱ぐというドタバタコメディ。狩野先輩のお調子者加減と、伊織の優しさが全開で、賑やか楽しいイベントだった!至誠館5人でいる時の雰囲気も好きなので、彼らのこともっと知りたくなった。

〇氷渡アフター

天音学園の元レギュラーメンバーで、本編では誘拐事件を巻き起こす。元々陰気でひねくれた人。そもそもの性格も良くないし、犯罪行為も絶対ダメだし、擁護できる要素がない!…と言うわけではなく、この人が道を間違えない方法は絶対あったはずなんだよなぁ〜。自分が凡人なのを理解してて懸命に努力できる力があるんだから、根は真面目でいい奴なんよ。

氷渡アフターでは、自分の過ちを反省し、音楽の持つ本来の力を思い出すっていう話なんだけど、その心をもっと早く取り戻せていたら!ある意味冥加部長の独裁政権の被害者でもあるのかな。いやそこで犯罪行為に走っちゃう自制心なさは氷渡自身のせいだけど。かなでちゃんなら救ってあげられるのにな〜って思ったエピソードでした。(教祖様?)

〇芹沢アフター

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神南アンサンブルのピアノ担当。アクの強い千秋&蓬生に振り回されがちな苦労人。執事的な振る舞いで、サブなのに攻略キャラばりに魅力的。一見控えめかと思いきや、実は結構負けず嫌いでしたたかでしっかりクセのある人物でした。とんでもない伏兵だった。神南、クセがすごい。

この芹沢のアフターイベントがまぁ~~すごかった。本編では徹底して丁寧な態度で、必要以上にかなでちゃんに絡んでこなかったけど、最後は本気になってくれて『手の甲にキス&関西弁で告白もどき』をぶちかましてきて、こいつ…出来る男!!あまりの豹変っぷりにみんな大慌てで面白かった。まさに虎の威を借る狐。

 

…というわけで、コルダ3の感想でした!めちゃくちゃ面白かった〜〜!!かなでちゃんの成長譚としてシンプルに面白いし、部活に恋に遊びに一生懸命な姿に、自分も同じ体験してるみたいな気持ちで楽しかったな〜。

キャラによってシナリオの濃い薄いはあるけど、それはきっとifストーリーのアナザースカイで補完されてるはずだから、そっちで楽しもっと!

 

無計画に京都旅行してきた

急に京都行きたくなって、一泊二日の弾丸旅行してきた。ホテルだけ事前に決めて、あとの行き先は全くの無計画。家が京都の近くなので、金曜の仕事終わりにそのまま電車に乗って出発!1時間くらいして、着いたのは夜7時。

なにこれーーーーー!?

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大階段のイルミネーション初めて見た!近くにクリスマスツリーもあって、人で賑わってて活気があったよ。カップルや部活終わりの団体が階段に座って談笑してて、青春だな~って思った。

京都駅直結のポルタをふらふらしてたら、強烈なソースの匂いに誘われたので、『錦わらい』っていうお好み焼き屋さんで晩ご飯食べることにした。チェーン店で京都や大阪に何店舗もあるらしい。わらい焼きってのがふわふわ半熟卵のオムそばみたいでおいしかったよ。牡蠣のお好み焼きもでかい牡蠣がゴロゴロ入っててボリュームがすごかった。

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12月やけどわりと気温が高くて暑いくらいだったので、食後にソフトクリーム。京都タワーの麓にある辻利の抹茶ソフト、濃くてうめぇ〜。
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泊まったホテルは、八条東口から少し歩いたところにある、リーガグラン京都。旅人ユーチューバーの人がおすすめしてたらしいので、ここにした。駅近、施設が綺麗、スタッフの対応が良い、お風呂がセパレートで浴室が広い、朝ごはんが美味しい、大浴場あり、などなどクチコミで良い評判が多い。

ホテル到着!

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入り口の重厚感が凄くて、入ってもいいのか一瞬戸惑う。玄関入ってすぐの宇宙空間みたいな長いエスカレーターでフロントへ。

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フロントがすごいいい匂いした!!シトラスとウッディが混ざったようなめちゃくちゃリラックスする香りで、初っ端から癒された!

落ち着いた色味の壁や床に対して、インテリアは鮮やかで目を引くね。デザインのことはなんも分からんけど、差し色の使い方がめちゃくちゃ上品でおしゃれなのは分かる。竹や灯篭や和柄が程よく差し込まれてて、カジュアル和モダンな落ち着く空間。

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屏風や書道のモニュメントも飾られてて、京都来たな~ってワクワク感がぶち上がる。

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ここは多分クリスマス限定の装飾。落ち着いたピンクでまとめられてておしゃれやな~。チョケた写真撮ったり、分かりやすくテンションを上げながらチェックイン。

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お部屋はこんな感じ!差し色の赤と青がかっこよく使われてる!このホテル、全体的に赤色の配色がハンパなくオシャレでした。

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備品にも心くすぐれらる。鉄の急須だったり、小物入れが桐の箱だったり、日本人の私でも嬉しい和風アイテムが盛りだくさん。

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ほうじ茶などいろんなお茶が揃えられてて嬉しい。

部屋備え付けのお風呂も広々ゆったり空間なんだけど、施設内に大浴場もあって、そちらでお風呂を楽しむこともできるよ。この日は金曜だったので、夜9時以降は常に大浴場激込み。翌朝に一人でゆっくり楽しみました。

そして朝ごはんは、3段お重のおばんざい!京野菜のピクルスや湯葉など、嬉しいおかずが少しづつ色んな種類食べられる!ビュッフェもあって、定番の卵やベーコンの他、色んなお漬物も楽しめたよ。鶏むね肉のもろみ和えみたいなやつがおいしかった。

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二日目!朝にホテルでだらだらしながら決めた行き先が、こちら!

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新撰組坂本龍馬など、幕末維新の資料が眠る霊山歴史館!(なぜ今?)

幕末メディアミックスがわりと落ち着いてる今こそ、ゆったり見て回る機会なのでは?とやってきた。午前中だったし、お客さんはあまりいなかったよ。まぁこの理由は後付けで、ここに来た本当の理由が、私のトラウマ克服チャレンジ。というのも、2004年の大河で世の中が新撰組ブームだった時に、家族で新撰組ゆかりの地を巡るツアーに参加したことがあって、その中でここ霊山歴史館にもやってきたんだよね。歴史館の展示品に池田屋事件の再現ジオラマがあって、その血みどろの光景が当時小学校低学年だった私にとって結構ショッキングで、しばらく気分が悪くなったという事がありまして。というわけで、怖いもの見たさでトラウマリベンジ!幕末維新の再勉強も兼ねて!

入っていきなり、坂本龍馬の暗殺に使われたとされる刀や、土方歳三近藤勇の所要刀などが展示されてた。刃こぼれの跡があったり、グリップ部分に手の油が残ってたり、生々しくて怖ーーーーい!!!実在した証がちゃんと刻まれているーー!

龍馬がお姉さん宛てに書いた自慢げな手紙が紹介されてて、人間味があって親近感がわいた。一番面白かったのが、「俺はなかなか死にません。金タマ打ちつけて死ぬやつもいるのに…」みたいな手紙。いつの時代でも金タマは命取りだったんだね!

そして問題の池田屋事件ジオラマに、20年ぶりのご対面。苦しそうにもがく志士たちや、迫真の表情で乗り込む新撰組の姿が!ミニチュアなのに力強い造形で、すごい迫力!殺戮の様子は普通に恐ろしいけどね。近くにあった坂本龍馬が殺される瞬間のジオラマも、まさに刀が頭蓋骨にめり込む瞬間で結構怖かった。たくさんのぶつかり合いがあって現代があるんだね!

子供の頃は何が何だか分からなからずにただ怖がってたけど、今は事件のいきさつに、隊士の名前や活躍など、解説と照らし合わせて楽しむことが出来た。過去のトラウマが良い思い出に塗り替えられてよかった~!

池田屋事件が解決したと思ったら、今度は坂本龍馬のシリコンゴム造形にビビりすぎた。目に入った瞬間あまりのリアリティに飛び上がっちゃった。

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これ。パンフに載ってた。肌質や小じわや血管や体毛など、生きてるんじゃないかと思えるほどの凄まじいリアリティ。あんまりまじまじ見たら睨まれそうで、なぜか遠慮がちに眺めちゃう。そんでこの生々しさなのに、ガラスに閉じ込められている光景がまた不気味。

幕末の男性の平均身長が158センチにくらいだったらしいから、坂本龍馬の172センチはかなり大男なんだね!新撰組の隊士も当時にしては高身長が多かったらしく、そんな団体が街を練り歩きながら治安維持に目を光らせてたら迫力ありそうだわ。

他にも幕末意志たちや徳川幕府に関する資料や遺品が展示してあって、とても楽しめました!歴史観の近くには坂本龍馬中岡慎太郎桂小五郎をはじめ、殉職した幕末志士たちの眠るお墓がある。たくさんの犠牲があって日本が発展してきたんだなって思った。

歴史館に来てから新選組にプチハマりしまして、関連の書籍買ったりしてる。もう一度幕末の歴史勉強し直そうかな!

 

霊山歴史館を出ると二年坂や三年坂が近いので、特に目的なくだらだらとお散歩。歩けないほどではなっかたけど、人が多い!アジア系の外国人がめちゃくちゃ多くて、聞こえてくる声がほぼ中国語or韓国語。

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空が笑えるくらいの曇天だけど、なんとか雨は回避できたよ。ギリギリで保ってくれてよかった。
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八坂神社や八坂の塔も観たよ。紅葉だったらもっと見ごたえがあったんだろうけど、さすがにその時期に行く勇気はなかった。
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せっかく近くに来たんやし、清水寺も寄っといた。ここは凄まじく大混雑。少し歩きにくいくらい。着物で散策してるカップルや外国人が大勢いて、つい注目しちゃう。どの着物もきれいな色や柄だね~。

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PSP喧嘩番長3で観光に来た清水寺とまんま同じ光景じゃ~ん!(聖地巡礼?)

何回見ても、宙に突き出した本堂がすごい。この高さにお寺を建てた当時の職人さんたちに想いを馳せた。
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で、お昼ごはんは二年坂にあったKYOTO BISTROってとこににふらっと入った。何となくで選んだけど、中に入ってみたら、あれっ…なんかここ雰囲気が違う…。店内には立派な日本庭園の中庭を眺める席なんかが用意されてるし、広々としたライブキッチンで明らかに一般的な飲食店の造りと違うし、客層はほとんど外国人。入る店間違えた…?緊張しながらメニュー表見たら、価格帯はそこまでぶっ飛んでなくて安心した。エグい高いとこ入っちゃったのかとヒヤヒヤした。私は手作り麺のきのこスパゲッティをいただいた。量もガッツリあって、味もおいしくて大満足でした。
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店内の様子を見てたら、このビストロと繋がってる謎の建物から、続々とお金持ちそうな人々がやってくる。恐る恐る調べたら、このお店、パークハイアットっていう高級ホテルに併設してるビストロらしく、ホテル1部屋のお値段が50万とかするのもあるらしい。50万!!!?お金持ちそうな人々は、そのホテルに泊まってるゲストさんだったのね!そのこと考えると、このビストロ結構カジュアルで賑やか!最初こそちょっと緊張したけど、スタッフさんが朗らかでだんだんリラックスしてきたし、ホテルのこと考えると全然敷居が高くないし、価格もめちゃくちゃ良心的!偶然だったけど、こんないいビストロ入れちゃってラッキーだわ!

帰りにタクシーの運ちゃんに聞いたんやけど、このホテルに泊まる外国人には、1000万とか使ってスイートルームに何連泊もする人いるんだってさ。ひぇ~~スケールが違う!幕末志士たち、山の上からこの光景見えてますか~!

…という感じの京都旅行でした!2日間で歴史を学んで、賑わってる場所を観て、おいしいご飯を食べてと、無計画で行ったけどめちゃくちゃ楽しめた旅行でした~!次は広島や九州、四国など、さらに西の方に遊び来行ってみたいな。