魂の文学的良心

感想とかレポとか日記 

狼ゲ最終章・エンディング回収&感想など

 

 

ネタバレ注意!!

 

これまでは狼裁判を勝ち抜いたら新しい部屋が開放される、というのが流れでしたが、最後だけちょっと違う感じで。裁判所から1人ずつ順番に出てって、これまで生活していた建物内でデスマッチを行います。建物の構造とか隠れやすい場所とか全員が分かってるのでちょっと不安ですが。

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そんなわけで1番を引いた主人公、1番最初に裁判場を出られます。これはかなり有利。待ち伏せして狙い撃ちとかもできます!

それでは運命のデスマッチスタート!

一番に裁判所を出てきた主人公。第3章でオサムさんの死体を隠した図書室の棚、「あそこに隠れよう!」ということで図書室へ向かう。早速棚に隠れて息を潜めていると、建物内にブザーが鳴り響き「2番目の人、出てください」とメリーの声。残りの2人のどちらかが出てきました。

 

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棚の中に隠れてすぐ、コツコツと誰かの足音が聞こえて来る。

うひ〜〜〜、怖え〜〜〜。

さっきまで裁判で話し合いしてたメンバーが、今は殺し合う相手だなんて。

足音は図書室の中に入ってきます。コツコツと部屋の中をゆっくり歩いて回る足音。主人公が隠れる棚の前まで来たところで、足音が止まります。

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なんと、図書室内で飯田リンタロウ新村コウが対面してしまった!!!

棚に隠れている主人公に気づかず、2人は言い合いを始めます。

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「この狼ゲームは5年前に起こった殺人事件に関係している…。でも俺は事件とは無関係だ!」

新村コウの主張。それに対に

「お前も関係してるんだよ…」

と涙目で怒りの表情の飯田リンタロウ

すかさず発砲音が聞こえる。どっちかやられたぽいです。人の気配が消えたのを確認し、こっそり棚から抜け出す主人公。

そこには…、

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胸のあたりから血を流して死んでいる新村コウが…。どうやら飯田リンタロウの逆鱗に触れたよう。飯田リンタロウが「5年前の殺人事件」というのに深くかかわっているのは間違いない様子。一番対面したくないやつと最終決戦となります。

新村コウを殺し、図書室から出たった飯田リンタロウ。とりあえず主人公も部屋を出て、植物室の方までやってきたのですが…。

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うわああああああーーーーッ!!

早速飯田リンタロウと鉢合わせてしまった!!しかも足を撃たれ、慌てて植物質から飛び出す主人公!さっきから平気で拳銃ガンガン使いやがって、やっぱりサイコパスだとしか思えません!

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4階の独房にやってきて、地面に乱雑に放置されてるダンボールの下に身を潜めます。しかし血が点々と地面に落ちてて、あっさり相手に居場所がバレてしまった主人公。

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コツ…コツ…リンタロウの足音がこちらに迫ってくる。さて俺、どうする!?

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超危険ですけど、ガスボンベを撃つという選択。選択肢は見事正解!爆発に巻き込まれて気を失うリンタロウ。とりあえず動きは封じました。あとは煮るなり焼くなり…と思いましたが、あっさり目を覚ましてしまいます。

はやく殺さないとやり返されるよ!!!

むくっと起き上がり、嫌に冷静な顔のリンタロウ。ここでリンタロウの告白が始まります。

「この狼ゲームは…、僕の復讐劇なんだ」

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狼ゲームの黒幕飯田リンタロウだった!

この場面にしてこの激白。どちらが殺されてもおかしくない今、リンタロウにより全ての真相が暴かれます。

 

この建物内に集められた12人は、全員が「あの事件」に関わりのある人物でした。

「あの事件」とは、当時未成年だったユウヤによって電車の車両内で起こされた無差別殺人テロのこと。当時犯人が未成年だったので報道はされませんでした…。

 

「でも、君はユウヤの名前こそ知らなくても、その事件のことは詳しいよね?」

 

「だってその場にいたんだから」

主人公が前章あたりから思い出していた事件の記憶…、関わりがあったというか、まさに渦中の人間でした。なんと主人公、その殺人テロの現場にリアルタイムで居合わせていたのです。

「でもなんでお前そんなこと知ってるんだ…?そうか、まさかお前…」

リンタロウも事件当時、その場にいたのです。

そして殺人テロの被害者が、リンタロウの両親だったのです。

 

そしてそのユウヤが殺人犯になってしまった経緯、事件の最中、事件後の諸々に関わってきたのが、今回集められたメンバーなのだとのこと。ここからはユウヤの生い立ちと、12人がどのように事件に関わってきたかリンタロウの語りが始まります。

 

まずユウヤは母子家庭で、母親からの暴力に怯える毎日でした。それに加え、中学3年の時から学校で激しいいじめが始まります。それを見て見ぬ振りをしたのが、当時のユウヤの担任教師だったもじゃ頭の国語教師、永井オサム。

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その後、虐待といじめに耐えかねたユウヤは自身の母親を殺害(もうこの時点でヤバい)。そのまま少年鑑別所→精神病院へと送られます。

そこでユウヤを看ていた医者は、治療する気も無く患者を軽視。さらに必要以上の薬を処置して患者の症状を悪化させるヤバい医者だった。それがブラックジャックこと精神科医米森サトル。

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そのせいで薬物依存気味となったユウヤは、ネットを使い違法な薬物にも手を染めることに。その薬物を売っていたのが、前章で殺された小宮チエ。

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お前が一番ヤバ奴じゃん。

その薬物のせいでユウヤの危険行為はエスカレート。警察沙汰の事件を何度も起こすことに。しかし優秀な弁護士により、彼の刑は極端に軽いもので済まされてしまう。その担当弁護士ミホりん。

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そんなこんなで自由の身になってしまったヤバい状態のユウヤだが、警察もバカではないので要注意人物としてユウヤを警戒していた。しかし彼の観察担当になった警察官は、観察をサボっていた。それが刑事小島

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そして放ったらかしにされてしまったユウヤは例の電車内での無差別殺人を起こし、リンタロウの両親は刺殺される。無責任な大人たちのせいで凶悪殺人者ユウヤは生み出されてしまった、とリンタロウは考えている。

両親を失い絶望の淵に立たされていたリンタロウにさらに追い打ちをかけたのが、執拗なマスコミの取材。当時中学生だったリンタロウにしつこく取材し、面白おかしく雑誌に掲載したのが、週刊誌記者のマキさん。

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さらにこの事件を根掘り葉掘り調べつくし、加害者のみならず被害者家族のことまで事細かな情報をネットにさらして金儲けような一般人も現れる。それが新村コウ。

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満面の笑みの立ち絵、まさかのここで初公開です。

そして残された主人公、神木リツ、土屋タクヤこの3人は、さっきリンタロウも言った通り、事件当日その場にいた、同じ車両に乗っていた3人だったのです。

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主人公は全く覚えていませんが、土屋は美容整形前だったので今とは顔が全然違うし、神木リツも全然違う装いをしていたのです。

そんな3人の罪は、ユウヤに襲われている一家を見殺しにしたことでした。3人だけで隣の車両に逃げ込み、そのままドアを閉めきってしまったのです。家族は助けを求めていたのに…。

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主人公は小学生の時と変わらず、事件の日も逃げ癖を発揮していました…。というのが事件と12人の全容。

リンタロウ、かわいそうな生い立ちですね。ユウヤに対して誰か一人でも誠実に接していればユウヤは多少まともな道を歩めて、リンタロウ一家ももしかしたら殺されずに済んだかもしれないです。

しかしみんな狼ゲーム中はいたって普通の人たちみたいな感じでしたけど、とんでもねえ奴らでしたね。特にドラッグ売ってた小宮チエ犯罪!逮捕!新村コウにいたっては、もともと低かった好感度が一気に地の底に落ちました。そんなことする奴だったなんて知りたくなかった…。

話はストーリーに戻りまして…。

事件と狼ゲームの真相が暴かれた今、リンタロウから主人公に向けて鋭い言葉が飛びます。

 

「君は、僕たち家族を見捨てた。逃げた。」

「ずっとそうやって生きてきたんだろう?」

「さぁ、そして今だ…。君はどうする?また逃げるのかい?小学生のあの頃の様に。」

「ここで僕を殺して、ここから出て、それで君は満足か?」

それに対し、お前に俺の何が分かるっていうんだ!と内心逆切れの主人公。

「逃げるも何も、お前を殺せば俺の勝ちだ!」

今、主人公の手には拳銃が握られている。このままリンタロウを撃ってしまえば、すべて終わりに出来ます。

ここで始まる自問自答。

 

俺は自分が助かるために誰かを犠牲にするのか?また?

でも助かりたい…。そのためには人の命なんて関係ないだろ?

そんなもんだろ。みんな自分が一番大事だろ?

自分を犠牲にしてまで人を助けようなんて人いないだろ?

俺は間違っていない。これが普通だ!俺は正常だ!

 

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自分を正当化する主人公。

リンタロウを撃つしか選択肢がありません。そのくらい冷静さを欠いているのでしょうか。

死ねええええええええええ!!!

と思ったら…。

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背後から拳銃を撃つ音が聞こえ、腹部に強烈な痛みが。

どうやら背後から撃たれたようです。誰に?

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背後から聞き覚えのある声が。なんでお前が生きているんだ!?

リンタロウと話し込む、背後から俺を撃ったやつ。リンタロウは、そいつが撃ったことを咎めるようなことを話しています。

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リンタロウが涙を流す。

 「どうしてお前たちは、そんなに弱いんだ…。」

これはただの復讐劇ではなく、お前たちを試したかったんだ、と。本当はお前たちはここから出ることが出来たんだ…。

 

そんな言葉を聞きながらそのまま息絶える主人公。

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ノーマルエンド「後悔」

一応ノーマルエンドクリアしました。

簡単にまとめると…。

この狼ゲームは、自分の親を殺した「殺人鬼ユウヤ」を生み出すきっかけを作った人間たちを対象に、黒幕リンタロウによって引き起こされた復讐劇…、で終わるのかと思いきや、最後は協力者の存在が分かり、さらにただの復讐劇ではないことも明らかにされる。

これまで各章で散りばめられていたユウヤに対する手がかりや、5章で出てきた車両を模した部屋など、伏線がちゃんとつながってきましたね。

小宮チエ「はやくここを出ないと、お客さんが待ってる…」発言や、永井オサム「本当は人を教えるなんて責任のある仕事やりたくないんだ」発言なども、ちゃんと結末に繋がってきてます。二周目はもっとちゃんと見ておこう。

 

それにしても、ここまで一緒にやってきた登場人物たちの「実は昔こんなヒドイことしてました!」みたいなの聞くのって嫌ですね。知りたくなかったそんなこと!今後は「過去にひどいことしてきたけど、あっけからんとしてるやつ」という目で見てしまいそう。まあ主人公も含めですが。

 

 

さてノーマルエンドは回収したので、次はトゥルーエンドの回収に向かいます。

いったんゲームをクリアしてもう一回「つづきから」を選択すると、2周目に突入できます。一周目にはなかったヒントなどがたくさん出現していて、ヒントだらけの異空間に。

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「これから先僕らはどうやって生きていったら…」と今後を嘆く日記や、「お母さん帰ってきて」と書かれたノートなど。一周目で真相を知ったら、リンタロウのものなんだなってわかるもの。

 

他にも、集められた12人の過去を暴いた証拠品なんかも。

「5年前の事件」の犯人や遺族の個人情報をまとめたサイトをプリントアウトしてきた紙を発見。これはゲスの新村コウがつくったサイトですね。閲覧数がすさまじい様子。

1周目でリンタロウが事件の真相を説明してくれてるとき、「今回の参加者のことは徹底的に調べつくした」と言ってたので、その時の資料かな?主人公の卒業アルバムなんかも見つかってますし。

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血まみれのさびたナイフまで。多分ユウヤが殺人テロを行ったときに使った凶器。

他にも、さらに事件の真相に迫る、謎に包まれたヒントも。

「みっちゃんへ、転校してしまってさみしいです。泣き虫な弟くんは元気?」という謎のお手紙。

 建物の設計図や建築系の資料もあって、「森建設」と書かれてる。森ってミサキちゃんの苗字じゃない?

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5章の謎のリビングで重要な証拠。この証拠を見つけておくとトゥルーエンドを迎えることができるらしいです。4人家族の仲睦まじい写真。

4人ね、うん…。

 

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さて、迎えた2周目ラストシーン。

ガスボンベを爆発させ、リンタロウから事件の真相を聞くところまでは一緒。そしてリンタロウに銃を向ける主人公。しかし一周目と違うのは、ここで「撃たない」という選択ができるということ。

迷わず「撃たない」を選択…。

 

銃を下ろし、「俺はキミを殺さない…。」とつぶやく主人公。

「もう嫌なんだ、自分ばかり助かるように生きていくのが…」

一周目とは打って変わり、自分の過ちを認め反省し、冷静になることができている模様。

小学生のいじめの時や、電車の事件の時など、ずっと逃げて生きてきた主人公。「人のことは考えず、自分のことしか考えない。」今回集められたメンバーも全員そうだった。全員が少しでも自分以外のことを考えて行動していたら、ユウヤやリンタロウ一家は救われたかもしれないし、狼ゲームでも何か違った結果になっていたかもしれないし…。

 

と、その時主人公の背後の扉が開く。

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もう一人の黒幕は、4章で処刑されたはずのミサキちゃんでした。

 

うっ(泣)。

生きててくれて嬉しい気持ちと、やっぱ黒幕かー…。と言う気持ちが混ざり合う私。

 

実はミサキちゃんも、電車で起こった殺人テロの生き残りでした。リンタロウとは兄弟で、姉にあたる。

リンタロウを殺さないという選択をとった主人公に、ミサキちゃんの口から真実が語られる。

この狼ゲームは、ミサキちゃんとリンタロウの二人で計画したもの。

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ふたりの時間は、あの事件の日以来止まってしまった。

あの事件の光景を昨日のことの様に覚えていて、その時の絶望や地獄のような悲しみ苦しみをどうすることもできなかった…。だからこのゲームを行うことにした。

 

一周目でもチラッと言っていた、この狼ゲームの脱出の方法。それは、自分を犠牲にしてでも相手を助けようとする勇気を持つことつまり、「狼でありながら、羊を殺さずに自分が死のうとする選択」。

それさえ満たせば誰でも脱出できたそう。

主人公は、リンタロウを殺さずに自分の命を差し出すという選択をした。

 

「だから、ここから出たら、その勇気をもって生き続けてほしい」というのが2人の本当の願いでした。

 

 

涙を流す主人公。

 

しかし、ここで思いもよらないことを口にしてしまう。これまでの主人公だったら絶対口にしないような言葉。溢れる感情を抑えきれず、口から出てしまう。「こんなこと俺の立場から言うのはおかしいかもだけど、」と前置きしたうえで…、

「君たちはこれからどうやって生きていくの

「事件のことは想像もつかないくらい辛かったんだろうと思う。」

「そんな悲惨な経験をした君たちこそ、一歩前に踏み出すべきだよ…。復讐なんてもうやめて…。君たちこそ止まった時間から踏み出さないといけないんじゃないか?

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本当はこの状況だって我慢していたリンタロウ。今のリンタロウに主人公の言葉はダメだった。一周目より気性粗くなってない?

感情が爆発し、事件の日のことで主人公を責め立てようとすると、

「やめてリンタロウ!」ミサキちゃんが叫びます。

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主人公の言うことは正論だリンタロウを説得しようとするミサキちゃん。一歩前に踏み出さなきゃいけないことはミサキちゃんもわかってたのかな。

新しい証拠で、多分ミサキちゃんの日記かな?

「あなたの目を覚ましてあげられるのは、私しかいないんじゃないかって。優しいあなたが、本当の優しさを取り戻せますように

ってあったんですよ。多分リンタロウのこと言ってるんじゃないかな。きっとこの狼ゲームの計画を2人で立てながら、内心「本当にこれが正しいのか」ってモヤモヤしてたのかなミサキちゃん。

 

それでもリンタロウは納得いかなくて涙を流します。

 

 

でもこうやってお節介垂れた主人公は「これは君たちが俺に気づかせてくれたことだろう?」と。

自分を犠牲にしてでも相手を助けたいという勇気

相手を逆上させ殺されてしまうかもしれないけど、それでも相手もこのジレンマから抜けさせてあげたいという勇気ですね。主人公、リンタロウとミサキちゃんのおかげで成長できてます。

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でも今のリンタロウにはそんな話は届かず。床に転がったピストルを拾い怒りに満ちた表情で主人公を撃ってしまいます。

 

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あああ…。

主人公をかばい、自ら撃たれてしまったミサキちゃん。主人公をかばったというか、リンタロウを守ったのですね。

慌てて救急車を呼ぼうとしますが、ここは山深い森の中なので無駄だそう。

 

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顔面蒼白で息絶え絶えになりながら、

「なんだか不思議。今とっても満たされているの…。」

それは…、お母さんが2人にしたここと同じように、自らを犠牲にてリンタロウを守ったからでしょうか。

ミサキちゃああああああああん!!!!


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「これ以上リンタロウにつらい思いをしてほしくない」

「彼の言ったことは正しいよ…、私たちの方こそ、自分と向き合う勇気を持たなくちゃいけないんだよ…。」

「だから、この先何があっても、絶対一歩前に踏み出すんだよ…

そうリンタロウに残して息絶えたミサキちゃん。

 

建物内にリンタロウの鳴き叫ぶ声が響き渡る。

両親を亡くして、お姉ちゃんも自らの手で殺めてしまって…。リンタロウはこの後どうやって生きていくんでしょうね。

 

「行けよ…」

俯きながら、主人公に言い放つリンタロウ。

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二人を背に、建物の扉を開けて外に出ます。あたりは一面木に覆われた森の中。ふらふらと足を進めていると、突然の爆発音が。さっきまでいた建物が炎上してます。

夜空に立ち上る炎が、二人の悲しみや怒りを表しているように見えた…。

 

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トゥルーエンド「二人の狼ゲーム」

これトゥルーエンドなんですか!?結局主人公だけしか救われてませんが!

でもミサキちゃんを背に、少し希望に満ちたような表情のリンタロウが。少しだけ救われたということになるのでしょうか。

 

主人公もそうでしたが、黒幕の二人も相当過去に縛られていた感じでした。なんとも悲しい生い立ちでしたね。なんか救われた感が非常に薄いですが、まあトゥルーエンドって「真の結末」って意味ですし、そういう意味では間違ってはないのか。ハッピーエンドはないんですか!?

主人公の成長はあるものの、結局ミサキちゃんも死んでしまうし。リンタロウにこれ以上苦しんでほしくなかったと言っていますが、結果一人ぼっちにしてしまうことになります。でもこの結末しかなかったのかな…。

 

最期建物が爆発したのって自らやったのか、それとも事故なのかな。真相やいかに。

ユウヤも、加害者にしてある意味被害者なのかもしれませんね。無責任な大人たちによって作り上げられてしまった。もうみんなかわいそう!ほんと救われない!

 

ちょっと思ったのですが、狼ゲームの脱出法って「羊を殺さず自らが犠牲になる勇気」だったじゃないですか。

リンタロウ…、2章で土屋のことぼっこぼこに殴り殺して

ない?

なに?私怨?殺さずに済む方法知ってるくせに殴り殺してしまうなんて。ここら辺は後日談に答えが出てるのかな。あとミサキちゃんも主人公のこと殺そうとしてたしね。

 

うーん…、ミサキちゃん生きててほしかったな…。

 

結論、トータルで見て面白かったです!

捜索パートが非常~~~に簡単で優しいので、サクサク物語を進めることができて良かった。やっぱり無料なので物語の唐突な展開でやや置いてけぼり感は否めませんが、そういった部分も込みで面白かった。淡々と操作して狼あぶり出すだけでなく、自分が狼になったり、推理を間違えてしまう章があったりと、飽きさせない展開で非常に良かったと思います。

 

でもまあ…リンタロウが黒幕だってのはかなり序盤から予想できてしまって。だって…、

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上の方に広告で「コウ目線エピソード」とか「リンタロウファイナル」って出てくるから(笑)
マップ画面中とかゲーム起動時に、狼ゲームのアフターストーリーの広告が出てくるんですけど、シリアスっぽいカットの広告とかバンバン出てくる。

「コウ目線」って言ってる時点で新村コウは生き残るんだろうなって予想つきましたし。リンタロウがやたらと取り上げられてたりで、単純に人気キャラだから広告に使われる機会が多いだけなのか、それかリンタロウがゲームのカギを握ってるんだろうなって予想できてしまいます。ここちょっと…残念だな〜(笑)

一章プレイ時にこのネタバレくらってしまいまして、もうリンタロの言動一つ一つに注目してしまった。
 

まあミサキちゃんがかわいかったので帳消しと言うことで。

黒幕として出てきてから、関西弁じゃなくなってたね~。関西弁可愛かったのに!

 

 

この狼ゲーム、本編もそうですがアフターストーリーがかなり充実している様子。本編クリア後にチラッとアフターストーリーのページ覗いたのですが、トゥルーエンド後のリンタロウの後日談新村コウの後日談ってあって、なんだ君たち生きてたのか!と思いました。しかも新村コウの後日談に関しては13話まで続いてて、いったい何が語らてるのか…。サムネイルだけ見ると、主人公より主人公らしいことしてる風です。

この後日談をプレイすれば、まだたくさん残ってる謎が少しずつ解明されていくのでしょうか。また伏線も全部回収しきれてないし。

建物の謎とか、姉弟の謎とか、リンタロウとミサキちゃんが狼になった時の心理とか、色々もうちょっと詳しく知りたいですし。リンタロウの性格もまだイマイチ掴みきれてませんし。

 

そのアフターストーリーなんですが、パラレルワールドの本編とは関係ないおまけストーリーもありまして、チラッと覗いてみたのですが。

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誰ですか!?

突然当然のように出てきたけど…。みんなとも当然のようになじんでますけど。

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まったくの初見のつもりでいましたが、ちゃんとトップページにいました。まさかと思ってググってみたら、まさかのまさかの主人公でした。徹底的にモブシルエットで本編を最後まで貫き通した主人公に、ちゃんとしたビジュアルがあった!!

本編中は徹底して「キミ」「あなた」「彼」とか呼ばれてたのに、ユキナリ君という名前まで存在してた。まあアフターストーリーやる上でプレイヤーの目線がリンタロウとか新村コウに移るので、そのためだと思いますが。

ちょっと!後から持ってきたにしては良いビジュアルにしすぎじゃないですか!?(笑)

 

とりあえず狼ゲーム本編のプレイ日記はこれにて終了~!

アフターストーリーとかもし書く気になったら書きます。

 

 

 

女性ホルモンの暴走 ~9/24アルスミュージアムリリイベに行ったよ~

〜リリイベの季節がやってきた〜

 

アルスミュージアム - アルスマグナ

10/3にアルスマグナ4枚目のアルバム、アルスミュージアムがリリースされることに!!やった!

それに先駆けて、東京、大阪の各会場にてリリースイベントを実施。

 

アルバムとかシングルリリースする度にイベントがあるというのは非常に喜ばしいこと。今回大阪での会場がイオンモール茨木というところで、知らない人は「茨城…?」という感じになると思った。案の定ワシも会場発表された時スマホの画面3度見したし。

 

そんな調子で無事会場にやってきた!おそらく人生初イオン!(ド田舎者)

大阪駅から快速に乗って茨木駅まで向かったのだけど、その道中にも別のイオンがそびえ立っていたから驚いた。大阪~茨木区間の移動だけで既にイオン2店舗に遭遇。私の住んでる県にはイオンは1店舗もないのでね。1つくれ。

 

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華々しいポスター。

後方からはステージが全く見えなかったので、1部は3階にスタンバイ。おかげさまでステージはバッチリ見えた。

 

 

ここからはリリイベでやった曲のネタバレあるから10/2の方楽しみにしてる方はネタバレ注意!

 

 

 

リリイベの1週間くらい前に、新曲「フロリダ」のMVがiTunes で発表されたので、これは間違いなくやるのだろうなと心待ちにしておった。とりあえずフロリダはやるものとして、あと1、2曲は何やるんだろう?とワクワク。

 

イベント開始20分前くらいに、恒例のアキラ君のマイク調節が入ります。新衣装を身にまとって、少しシックなオシャレな雰囲気!

そして音調節のため流れた曲のイントロが…。

 

「恋の…カル〜〜チェ〜〜〜!!!!」

 

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わーーーーーーーーー!!!!!!

生カルチェだーーー!!!!!

カルチェは言わずと知れた、グルービーでムーディーでオシャレなアルスのめちゃくちゃかっこいいダンスナンバーでございます!!

5/30発売11枚目のシングル「アルスブートキャンプ」カップリングで入ってて、曲聞いた時点で「これヤバいな…」と誰しもが思い、そして来たる6/1.2.3のライブでダンスパフォーマンスを披露され、大勢のファンの女性ホルモンを暴走させたことで有名な、あのカルチェです。

 

マイク調節の時点でファンはドッカーンで、アキラも「その盛り上がりは本番で」と苦笑。盛大なネタバレくらいました。会場は歓喜で火照る。まだイベント始まってないのにファンの方は色々と始まっていた。

 

 さてミニライブスタートです~!!

 

全員新衣装で登場!かっこいいーーーー!!!

ジャケットの中にベスト着て、タイとか蝶ネクタイとかでシャツの首元もしっかりしめた、わりとカチッとした印象のある新衣装。非常に似合ってるな~と思った。なんかガタイの良さがより一層際立ってるように見えてかっこいい。上着が短めだからスタイルアップ効果もあってよりスマートな印象に。

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一曲目が「フロリダ」。ポップなメロディーラインにちんぷんかんぷんな歌詞と楽しくハツラツとしたダンスが爽快!これぞまさにアルスって感じの曲。中毒性が高すぎて、リリイベ迎えるまでにMVを50回以上は確実に見た。

最初アルバム曲のラインナップに「フロリダ」見つけた時は、タイトルからちょっとシックなR&Bな感じなのかな~と思ってたけど、いい意味で期待を裏切られた。すごい好きな曲。

 

予想外だったのが、アキラ君がまさかの生歌!基本はセンタータツキで、歌の見せ場などではセンターがアキラに代わったりとフォーメーションがコロコロ変わって楽しい。

それにしてもフロリダ、5人全員でのシンクロダンスはもちろんのこと、メンバーそれぞれソロだったりの見せ場や盛り上がるポイントが上手に盛り込まれていてとても良いですね。

タツキのソロブレイク、2番のケント朴アキラのダンスパート、タツキ泉のダンスパート、大サビのタツキのかわいいやつ、などなど。

はいキターーーーーーーー!!みたいな盛り上がり方になるのでメリハリがついてとても楽しかった。

 

そしてカルチェ!

ここでまさかのジャケットを脱ぐというとんでもプレイがさく裂!!会場が歓喜の悲鳴に包まれる!!

カルチェはもう…、言うまでもなくかっこいいです。これまでのアルスのダンスナンバーとは雰囲気がガラッと打って変わって急に…、なんかちょっとジャズっぽい動きもあったり、完全に「大人のアルス」って感じなんだよね。ほんとにかっこよかった…。はぁ…(溜息)

振りと振りの間にちょっとしたフリータイム(?)みたいな時間があって、メンバーが思い思いに踊ったりするんだけど、そこがめっっっっっちゃくちゃかっこいい。朴だったら会場を煽るような表情で回ったり身体くねらせたり。ケント先生や泉は色っぽく体の線に手を這わせて微笑んだり見下すような表情したり。とにかく言葉では言い表わしきれんくらいかっこいい。

こんなにどうしようもなくかっこいいって思ったのは久々です。

はぁ…(溜息)

あとなんかね、大さび前の朴がセンターのシンクロダンスのパートで、朴が上半身をブルブルブルブルッて力強く震わせるダンスやってて口がポカーンって開きました。かっこよすぎて。あそこだけ間違いなく震度8はあった。

なんかそれを例えるいい例がほんと思い浮かばなくて、「森三中黒沢がよくやるやつ」ってツイッターで言っちゃったら「もうそれにしか見えなくなった」ってフォロワーさんに言われちゃって。

違うんです!!動きの例を挙げただけで、そうじゃないんです!

分かってください!!!!!

朴ウィトのヤバさはヤバいんです!!

とにかくほんと例えようのない動きだったってことです。

 

3曲目は、最近では終盤に来る曲としてわりとおなじみエウレカモーメント」!タオルをブンブン振り回せて、ライブ感があって楽しい曲。

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パフォーマンスパートをまとめたレポ絵↑

リリイベ当日に速攻書いてツイッターに載せたんだけど、当時の事をよくよく思い出してみたら間違いに気づく。抱きしめたいギュ!の時ではなく、タツキがブレイクダンスしてる時に横に4人集まってみんなで見てたような気がする。誤った情報をレポ絵にしたことを謝罪いたす。

 

さて、ここからが私の本番である。

今回のアルバム、アルスミュージアム。初回A、初回B、通常盤、メンバーソロジャケット盤5種って出てて、初回盤1枚、もしくはメンバーソロ盤2種買えば「メンバー全員と握手券」がもらえる。

通常盤を買えば、メンバーから直接手渡しでステッカーをもらえる「お渡し会参加券」ことメンバーカラーの手錠みたいなやつをつけてもらえる。

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 これからお渡し会に参加する者たちの勇ましい腕。

ワタクシこれまで握手会は通算6回参加しております。でも毎回「手の感触をじっくり味わいたい」vs「目の前のご尊顔をただただ拝みたい」vs「内容のある会話をしてメンバーと笑い合いたい」の3択で悶々としてしまい、結果欲張って全部やってやろうとしてグダグダになって終わるのがオチだった。いざメンバーの目の前に立つと、思ってる10倍は緊張してしまう。

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この瞬間がヤバい。

ケント先生のお顔と対面するとグワーーッと緊張してしまって、あとはダメになるのがお決まりコース。しかも近くに立つと、全員想像の3倍くらい身体大きいからそれもまた驚き。

まあアレだ、欲張らずに「ありがとう!」と感謝を伝えるのが一番シンプルかつ潤滑にコトが進んで良いのかもしれないけど、やっぱ具体的な感謝、「ここのコレがこう良かった!」とか感想を伝えてメンバーの笑顔見たいじゃん。自分の発言でメンバーに笑顔になってほしいじゃん?

 

だから今回は頑張りました。

特に印象深かったやり取りを抜粋した。

♡がメンバーの発言だよ

パクとのやりとり

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出身県を伝えたら、咄嗟に動いて場所を体で表現してくれた。毎回思うんだけど、握手の時の朴めちゃくちゃオーバーリアクションで身振り手振りすごい付けてくれるから、笑えるしすっごい楽しい。一番緊張するんだけど、同時にリラックスもさせてくれる。

タツキに出身県言ったら、県の特産品答えてくれた。天才!!

ケント先生とのやりとり

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ケント先生にフロリダのMV見まくってる事伝えたら、「今後ちょっとずつ振り変わってくるよ♪」と教えてくれました。すっごい楽しみ。これまでの曲でも、たまに振り付けがバージョンアップしてるやつとか見つけるとアッ!って嬉しくなりますよね。

アキラ君と

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フロリダ、実は歌いづらいらしいアキラ君。アキラ君のところにやってくるとあまりの眼力に思わず目をそらしたくなる。目クリックリ。

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ケンタツ一座やパクドルをもう一回見たい旨を伝えて、それぞれご回答を得た。どうやらパクドルさんは韓国で忙しいらしい。それならしょうがないね!

 

ちなみにお渡し会には2回参加。2回とも朴にしようかと思ったのですが、最近ちょっとケント先生がキてるので朴とケント先生で参加。

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朴ウィトもとい生命の神に、友達が出産中であることを伝えた。(マジで出産中だった)

おかげさまで(?)無事元気な男の子が産まれてきてくれました!

一方のケント先生のお渡し会。先程も言ったように、ケント先生に笑顔を向けられると固まってしまう性分なので、こちらは全然大したおしゃべりできず。ただありがとうを連呼するしかできなかった。悔しい!握手の時よりも1.5倍ほど接触時間が長いので、余計に悔やまれます。

 

こんな感じで。

これまでの握手会が千と千尋カオナシ同然だったので、やっと会話らしい会話ができたことへの喜びが凄かった。握手終わったら即スマホのメモ機能に会話内容を記録するんだけど、手が震えて誤字脱字まみれだった。

 

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※握手会のイメージ映像

 

第二部は一階席で見ました。ぜんっぜん何にもパフォーマンス見えなかったけど!でもまあ、ライブの雰囲気と空気感味わえただけで幸せなので。

 

2部では、3曲目がボクはつづくに変更されてた。メンバー全員の歌唱パートがあって、のびやかな前向きな歌詞で聴いてて気持ちいい、大好きな曲。

 

イベントが終わって握手会が始まる前に、私は用事があったので最後まで観ずに早めに会場を後にしました。

でも後々知ったんだけど、どうやら握手会終わりにまだファンがいっぱいいる前で、イオンモール茨木のスタッフさん達とステージ上で集合写真撮ったらしい。てっきり若いスタッフ達と「記念にウェ~イ!」みたいな感じなのかなと思ってたのですが…。後々イオンモール茨木のツイッターにその時の写真アップされてて、見てみたらスーツ着た笑顔のおじさま達にこやかなアルスの集合写真だった。

 

なんで!?wwwそういうガチっぽいやつって楽屋とかでやるんじゃないのww

でもめちゃくちゃ楽しそうじゃないですか!?まるで役員どうしの懇親会のような!そんな面白い事してたなら最後まで見てけばよかった!!

いや~なんかほのぼのとしてるというか暖かすぎるというか。スタッフさんたちも嬉しかったんだろうな~ってのが伝わってきて良いですね。

 

 

狼ゲ第5章・犠牲になった男

 

 

前回、図書室で一晩を過ごしてしまった主人公。目覚めたら目の前に飯田リンタロウがいて、衝撃のカミングアウトを受け戦慄。

「僕が第二章の狼でした♪」

いつもヘラヘラしてるこいつが、土屋の顔をボッコボコになるまで殴った狼だと!?こういうちょっとサイコパスな軟派キャラって、裏ではとんでもキャラだったりするのが大概なのですが、こいつも例によってえげつない裏の顔を持ってましたね。

それはさておき、朝になったので一旦リビングに集合することに。第5回目の狼ゲームが行われている最中ですし、誰か殺されてないといいけど…。

しかし、

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4人しか集まりませんでした。

小宮チエ不在。

もし殺されてたらヤバイなってことで、みんなで探して回ることに。殺されてた場合、主人公とリンタロウを除いて、神木リツ新村コウの2人のうちどちらかが狼なわけですが。でもリンタロウの「安心して僕は狼じゃないよ♪」を信じていいのかも分からない。もう俺には味方がいません。最愛のミサキちゃんを前章で失ったから。

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うわ~~…。

みんなでうろうろ探してたら、物置の扉が閉まってる事に気づく。

格子の窓の奥に、椅子にだら~っと座ってる小宮チエ発見。

これってもう手遅れなんじゃない?急いでドア開けて小宮チエの安否を確認したいところですが、なんと内側から鍵がかかっているという始末。

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「ちょっと待ってここにきて自殺とか…。」と不安になるメンバー。でも小宮チエの精神状態なら自殺してもおかしくないような気もするんですが。

飯田リンタロウがバールを使ってドアをこじ開けます。非力に見えて案外くそ力。

急いで確認してみましたが…。

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もう手遅れ。

真っ白な灰になった小宮チエの姿がそこに。

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死体の近くには毒薬の瓶遺書が。

「私が狼」だとよ。元から何を考えてるか分からない人だったので、自殺してもおかしくないか…、と思う主人公だが、同時に違和感も感じる。刑事の小島を冤罪で処刑してしまったときと同じような違和感を。

みんなが口々に「自殺じゃ…」と唱える中、主人公は立ち上がる!

同じ過ちはもう繰り返さない!!

それでは捜査パートスタート!

ちなみに狼が自殺した場合でも、その狼を含めた狼裁判を行うらしいよ。

 

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早速死体を調べてみる。小宮チエ爪はボロボロになっていて、しかも扉の内側(室内側)にはひっかき傷。

この時点で他殺で確定です!小宮チエが部屋の中から扉をひっかいたに違いない。

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で、扉の外側(廊下側)には、なにか硬い物があたってできた傷も見つかる。

 これはあれですか、スライド式のドアをつっかえ棒か何かを使って開かなくするやつですか?波平がカツオを閉じ込めておく時に使う手法。物置のドアってそもそもスライド式だったけ。ちょっとここら辺はイマイチ確証が持てませんが、多分そんな感じ。

犯人は外から小宮チエを物置に閉じ込めて、何らかの方法で殺したんでしょうね。

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そして相変わらず鋭い飯田リンタロウ。彼の証言で、多分犯行に使った道具がこの漂白剤とかなんだろうなってことに気づきます「混ぜるな危険」って一章から出続けてますもんね。絶対誰かがどこかで使うと思った。死体の近くにあった毒瓶はフェイクかな?

 

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そしてことあるごとに小宮チエが怪しい言動で隠してきた、怪しい箱。ついにこの箱の解錠に取り掛かります。まとりょーしか人形的な二重構造だったので少々面倒でしたが、こちらも簡単に解錠。よっぽど中身見られたくないんだな。そして中に入っていたのが…。

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黒歴史ポエム!確かにこれは見られたくない。

そこから遺書との筆跡の違い見つけます。意外と達筆。

 

なんとなく武器庫を探してたら、

神木リツ「棚の一番上にはガスマスクなんてあるんだ?高いところにある物は見えない」

新村コウ「ふーん…w」

神木リツ「チビな事馬鹿にしただろ!」

新村コウ「してねーよw」

的なやり取りがあって、この二人ちょっとフラグ立ってない?って思いました。なぜか5章ではこの二人結構行動を共にしてるんですよね。確か歳も近かったはずだし。へー、そういうのいいじゃん?

 

ところで前章までキレッキレに推理していた新村コウですが、第五章では突然捜査の面で役立たずに「自殺なのか…?」てずっと言ってて、おいおいどうした?って思いました。この急激にポンコツに成り下がる感じ、なんか怪しいな…。

 

2人がいなくなったところで改めて武器庫の捜索を開始。

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狼はここの毒瓶を持ち出したようですね。

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そしてここまで気づかなかったのですが、棚の裏に通気口を発見。しかも部屋の構造的に、この通気口は死体発見現場の物置に繋がっていそう

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通気口のフチに、ガムテープの切れ端さらに、通気口付近の床に液体を数滴たらしたような跡もあります。怪しすぎるので蓋を外してみますが、とてもじゃないけど主人公の通れる大きさじゃありません。

 

死体発見現場の物置を再度確認してみると…、

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棚が設置してある個所の床に、不自然にかすったような跡がある。

棚は物がたくさん入ってて重たくて動かせないので、くそ力のリンタロウに手伝ってもらって棚を動かしてみると、予想した通り棚の裏には通気口がありました。

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ここでリンタロウから、部屋の右側の棚ってこんな感じだったっけ?と。

ごめん全然覚えてないんですけど、そうなのでしょうか。

プレイ中は言ってる意味がさっぱり分からなかったのですが、捜査開始直後の物置のスクショを見てみたら…。

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確かに捜査開始直後は右の棚は荷物でいっぱいだった!逆に今動かしたクソ重たかった左の棚は、何も入ってなくてすっからかんだったようです。物置の通気口を隠すため?捜査中に狼が偽装工作したな?

その後なんとなくシャワールームに行ってみたら、さっきまであったはずの洗剤がない!

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狼のやつ、操作しながら着々と証拠を隠していってる。

しかし第5章に来て、主人公の推理力がメキメキと上達してるんですよね。リンタロウの力も借りているとは言え、遺書の筆跡の違い通気口の謎などかなり大きな証拠掴んでるし。大器晩成型主人公ですね。

リンタロウのやつ、味方になった途端本当に助かる右腕的存在になるんですよね。お互い秘密も共有したことですし、より親密になったような気がします。

 

それでは裁判パートスタート!

 

開始早々、ボロボロの爪扉の傷跡筆跡の違を指摘。

「これは狼が自殺に見せかけた、密室トリックだと思うんだ…」

主人公が主人公らしくなってきました。

リンタロウからも「かっこいい~!」とヤジ。


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リンタロウ殺害現場で感じた洗剤の臭い。狼は物置に有毒ガスを充満させ、小宮チエを殺害したと考えてよさそうですね。俺が言いたいこと全部言ってくれるじゃん

 

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どうした新村コウ!そんなに自殺の線で捜査を進めたいんですか!?もう君が狼だって言ってるようなもんじゃないの?

 

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物置には出入り口以外にも、もう一か所出入りする事が出来る場所がありました。それが通気口!しかも通気口は隣の部屋である武器庫と繋がっている。

武器庫の床にこぼれた液体から考えて、狼は

①物置の扉を外から細工して開かないようにする。

②武器庫から通気口を伝って物置に有毒ガスを充満させ小宮チエを殺害。

③殺した後に通気口の中を這いつくばって物置に侵入、カギを内側から閉め密室に。

この流れで殺人を実行したのでしょうね。

さて小宮チエ殺人事件の犯人は…!?

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新村コウを選択したら、思いっきりハズレでした。

だって彼これまでとは打って変わって急に操作から手を引いたし、なによりこんなちょっとややこしい殺り方思いつくのなんて新村コウ以外いないでしょ!?

 

…まさか体が小さいから神木リツとかじゃないでしょうね。

「誰が通気口を出入りできる?」って聞かれてるし、主人公も通れないくらい狭い通気口だったけど。この中で通れそうなのは、体の小さい神木リツです、とか。

そんな安直な答えでいいんですか!?

なんか怪しいからって理由で新村コウを選んだ私が言える立場ではありませんが。

結構入り組んだ殺害方法だったけど、こんな簡単に暴かれてしまっていいんですか!?

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指名したら急にうろたえだす神木リツ

絶望顔ええな…。

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あ、やっぱりスライド式だったんですね(笑)これなら女で力の弱い神木リツでも簡単に扉を塞ぐことができる。

物置のドアを外から塞いだうんぬんがイマイチわかってなかったのでスッとしました。

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物置の通気口の前を塞ぐように設置されていた本棚。殺害前はすっからかんの状態にしておき、女の神木リツでもすんなり移動できるような軽さにしておく。その後、死体が発見されてから、隙を見てその本棚の中を物でいっぱいにして重たい状態にしておいた…。

なかなかリスキーなことしますね。結構大変だってでしょあなたこれ。

左の本棚っていつからすっからかんの状態だったんだろうね?殺害の前にまず左の棚を開けて軽くする作業から取り掛からなくちゃいけないんじゃない?

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でもすっからかんの本棚も、死体発見時はちゃんと通気口の前をぴったりと塞いでたんですよ

「それはどうやるんだよ!通気口の中からじゃ不可能だろ!」とのことなのでその謎を解き明かせ!

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ちゃんと粗を残しておいてくれて助かった。

本棚の足に、ロープを巻き付けたような跡がありました。このロープを握ったまま自分は通気口に入り、器用にロープを引っ張って本棚を通気口の前まで移動させた。後はロープを回収すれば出来上がり!と言うわけですね。

ねー、よく考えたねー。

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ようやくこいつが息を吹き返してきた。

疑ってごめんね!

確かに残された4人中3人ともキレッキレに推理したら、あっという間に狼暴かれてしまいますもんね!新村コウはプレイヤーのために第5章だけアホになってくれたんだよ!

身を挺して犠牲になってくれたんですね!

それに、神木リツが死んだら残るのは全員男になっちゃうし、こういうデスゲーム系のセオリーで考えて「絶対女の子1人は残すだろ」とかそういうのに縛られてしまった感はあるよね私。

ゴメンゴメン!

 

しかしやっぱりどう足掻いても、神木リツ以外通気口に入ることができるやつはこの中にいません。自分の考えたトリックが自分の首を絞めることに。他殺だってバレた時点でもう罪をなすりつける人はいなかったってことですね。無念!

 

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あーーーーーーー!!!!

処刑完了…。

ワニに食べられてしまいました。

正直言葉遣いとかからあんまり好きなキャラじゃなかったんだけど、5章まで一緒にいると多少愛着も沸くもんですね…。ちょっと寂しいです。

 

この殺人の全貌をまとめると、

①物置の扉をつっかえ棒を使って外から封鎖

②武器庫から繋がっている通気口を使い、物置に有毒ガスを充満させ小宮チエを殺害

③通気口を伝って物置に侵入、内側から鍵を閉める

④自分が通気口に入った状態で、空にしておいた本棚にロープを結び付け慎重に引っ張り、通気口の前にぴったりと付けて「物置に通気口がある」という事実を隠す。

⑤捜査中隙を見て空の本棚に物を詰め込み、重たい本棚にする

と言うような感じでした。考えたね~。

小宮チエってそもそもずっと物置に引きこもってたし、狙いやすそうではありました。

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さてついに3人まで減ってしまいました。若い男3人という非常に暑苦しい状態に。

最後の扉が出現「LAST DOOR」と書いてあります。

まだ狼ゲームは続くのでしょうか?3人では狼ゲームは成立しないんじゃ…。となったところ、

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狼デスマッチ!?

ここにきて、シンプルな殺し合い!?

目の前にゴトッと置かれたのは、銃3丁。

「最後に生き残った一人が脱出できる、という斬新なルールです!」

1人一丁ずつ配られ、手に取る主人公…。

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なんでちょっと楽しそうなんだよ。

3枚のカードを並べられ、1枚引くと…、そこには数字の1が書かれていました。この数字の順に「LAST DOOR」を出ていき、銃撃戦をしてもらうらしいよ。こんなんなら最初からまどろっこしい事せずに全員でデスマッチでよかったんじゃないですか!?

というわけで次回、狼デスマッチスタートです~。

 

 

さて今回集めた証拠品の数々を見て考察のコーナー。

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これまで犠牲になった者たちの像がいろんなところに建てられてるんですが、前回処刑されたミサキちゃんの像もありました。

「前を向く勇気がない」

これもユウヤに何か関わってくるのでしょうか?と思いながら別のところを捜索していたところ、

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写真を発見。メガネの女の子ってこれミサキちゃんじゃない!?女の子の輪から外れ、ひとりで暗い顔をしている様子のメガネっ子。何かいじめられていたりと暗い過去が「前を向く勇気がない」ってこの時代の事を指しているのでしょうか?なにかショッキングなことがあるたびに泣いていたりもしたし、精神面で何かあるのでしょうかね…?

関係ないかもだけど、主人公も暗い過去あったよね。

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あと、ピンクドラッグと書かれたリストをまとめたノート。ドラッグってダメなやつじゃないですか?ノートのデザインが目玉がたくさんのショッキングピンクな表紙で、小宮チエの私物っぽいんですよね…。これは完全に言いがかりかもしれませんが。しかも前回「ここを早く出ないとお客さんが…」とか言ってて、引きこもりなのに客商売してるんだって主人公も疑問に思ってたので。

でもこれらの謎も、もしかしたら狼デスマッチ後に明らかにされるんじゃないでしょうか?

 

余談ですが、このゲームってキャラクターグラフィックが腰から上までしかわからないんですよね。遠目で見たシルエットなんかは全体が分かるんだけど。あと裁判で疑惑がかかった人なんかは全体図見ることできます。

で、新村コウのシルエット見てて「靴これどうなってんだ」と思いまして、公式の全身画像を調べてみたんですよ。

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スリッパかよ!!!

絶対靴のほうがいいよ!

どうなってんだお前のファッションセンスは!?