魂の文学的良心

感想とかレポとか日記 

ツイステたのしい日和part2 ~ハーツラビュル編〜

 

 

 ふう…ツイステ楽しい…。 ただいま第三章絶賛プレイ中!三章色々と怖すぎて泣きそうです。カタギの人間じゃねえよ…どこもかしこも治安悪すぎやろ。

というわけで、前の続きで、プロローグの後半と第一章の感想を書きました。プレイしながらリアルタイムでブログ書いてたから、当時初見プレイでドヤ顔で語ってた 的外れアホ考察もそのまま載せてます。後々ネタ割れしたときに見返して赤面するために。

てなわけで、以下からプレイ日記です。

 

前回がこちら。 

ciiiars.hatenablog.com

 前回プロローグの感想が中途半端なところで終わってるんだけど、7話後に入る10連ガチャチュートリアルのせいで、プロローグ終了したと勘違いしてブログ書ききっちゃったんですよね(人のせいにすな)。なので今回は、プロローグの続きの8話から感想始まるよ。ちなみにプロローグ全20話で、前回1/3しか読んでなかったという恥ずかしいお知らせ。

  

ネタバレ注意!

 

 

 

 

 

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プロローグ(学園生活編)大雑把なあらすじ★

 魔法士養成学校『ナイトレイヴンカレッジ』に、雑用係として入ることになった主人公&グリム。出勤初日から、学園の生徒とちょっとした揉め事になり、その結果 学園の歴史的価値のあるシャンデリアを破壊してしまう主人公たち。このままでは退学に…!?ということで、シャンデリアの灯りの元である『魔法石』を採掘しに、鉱山へと向かう。しかしそこには得体の知れないモンスターが住み着いていた。主人公たちの運命やいかに。

 

 …てな感じで、入学式に引き続き、学園生活初日から早速問題を起こす主人公とグリム。元気があって大変よろしい。そして学園の生徒たちがじゃんじゃん登場するよ!

早速ニューフェイスのご紹介。

 

エース・トラッポラ

主人公と同じ新入生。明るく前向きそうな雰囲気なので、第二の主人公ポジションかな?って思ったら、ゲス笑顔で容赦なく煽ってくる イイ性格したやつでした。初っ端ぶつけてくる同級生がこいつ!? しかし頭の回転が速く、なんでも要領よくこなすタイプみたい。む…むかつくぅ~~!!

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目元のペイント?タトゥー?が世界観出てて良いですね。そしてワタクシ黒手袋に弱い人間なので、このゲームのキャラ大概手袋してて震える。

 

デュース・スペード

真面目で大人しそうな子。一見頭脳派のお坊ちゃまタイプに見えるけど、案外力技で押してくる。言動の節々にやんちゃ臭さが見え隠れするので、多分真面目ぶってる元ヤンタイプですね。彼はエースと違って、ちょっと不器用でもたつく感じ。エースとデュース並ぶとハイキューっぽいな。エースとグリムの喧嘩に後々巻き込まれる、不幸な少年。

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 このツイステッドワンダーランドの世界では、ディズニーの有名作品に登場するヴィラン7名が、「グレート・セブン」って呼ばれて伝説として民に讃えられているらしい。各7名が残した逸話をエースが喜々とした表情で紹介してくれるんだけど、どれもこれも私が知ってる物語とは若干違うんですが…。悪役側に都合よく内容差し替えられてない?どういうことだろう。

これは、『もし物語の中でヴィラン側が勝利してたらこうなってた』っていう、パラレルワールドの話なのかな?多分同軸ではないよね。でも私達が知ってる正規の物語も、ヴィランからしたら悲しい結末ですからね。結果誰かしらは不幸になってる。

 

 で、主人公達をごりごりに煽ってきたエースと煽り耐性0のグリムで、ちょっとした喧嘩になるんだけど、ここでバトルモードに突入!対戦相手が新入生のエースひとりなのに対し、こちらは寮長クラスを5人揃えたクレイジーパーティーでボコします。新入生同士の喧嘩にわざわざ呼び出してやるな(笑)

その後、喧嘩の罰として窓ふきの刑を3人仲良く命じられるんだけど、エースグリムが代わる代わる逃亡する。お前ら恥を知れ!!真面目なやつは一人もおらんのか。

その逃亡劇に偶然遭遇してしまった、かわいそうなデュース。咄嗟に召喚魔法で呼び出した『大釜』で、エースを下敷きにします。この「物理的に潰して動きを封じる」っていう脳筋ぶり、好感度ぶち上がり。下手したら圧死なんですが。エースは死ななくてよかった~!

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グリムも潰される。

そういや、学園のトラブルなどに瞬時に駆けつけてくるのが決まって学園長なんだけど、暇なのか!? どこにでも現れるじゃん。カラスがモチーフみたいだし、特殊な飛行能力を持ってるとかだったら熱い。

 

 シャンデリアの灯りの元となっている、貴重な『魔法石』を探しに行くことになる4人。この魔法石って、プレイヤーがガチャ引くときに消費する『アイテムとしての魔法石』となにか関係あるのかな。関係してたら最高。『物語に出てきた物資が、ゲーム内で実際アイテムとして使える』っていう演出にテンション上がるんですよね。

 

採掘のために訪れたドワーフ鉱山が、白雪姫に出てくる『七人の小人』の仕事場や家をモチーフにしてて、すげーって思った(感想)。

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でもかなり前に廃鉱になったらしく、家も廃れてて、なにがあったのかすごい気になる。七人の小人って物語の中では正義側の立ち位置なので、この『ヴィランが正義の世界』では排除されたとかだったら怖すぎる。そして、鉱山の中で魔法石を守ってるモンスターと闘うんだけど、人の言葉喋るし洋服も着てるし、これって人間の怨霊かなんかだったらどうしよう。魔法石って、「半永久的に明りを灯せる」ほどの力があるらしいし、人に超過魔法力をもたらすとかもできそう。だとしたら頑なに魔法石を渡そうとしない理由にも納得がいくし。

初っ端から色々とブラックな展開が目白押しです。ツイステッドワンダーランド、めちゃくちゃ治安悪くない?

 

モンスターの圧倒的な力に為す術もない面々。エースとデュースは口を開けば喧嘩ばかりで、チームワークも最悪。エースはいちいち人の揚げ足取るようなこと言うし、デュースも「絶対退学したくない」って思いが強すぎて頭でっかちになってるし。あの自分勝手なグリムですら、この2人のやりとりには若干引いてた(笑)。そんな彼らに「じゃあ2人そろって退学だね」ってサラッと言う主人公に、一気に血の気が引いていくエースデュースは見ものです。ほんと男子小学生みたいで面白い2人。

魔法が使えないって馬鹿にされてたけど、こういう場面では主人公の方がよっぽど柔軟で機転が利く。主人公の提案で、4人力を合わせて作戦勝ち!さっきまでの威勢はどこに行ったんだ!ってくらい一気に毒気が抜けるエース(笑)。

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「イエーイ!」つってハイタッチするシーンはほっこりした。

 

このことを学園長に報告したら、「まさか、この学園の生徒同士が協力して敵に立ち向かうなんて……」って感涙してて、どんだけこの学園の生徒協調性ないんだよ(笑)。まだプロローグなのに、この先どんな猛者が登場するんだと思うと気が滅入ります。

正式に学園の生徒に昇格し、おんぼろ寮の『監督生』って役職まで与えられた主人公。今後は学園長に都合よくつかわれるそうです。 学園長いちいち本音だだ漏れで笑う。呼び名がついたので、今後は主人公のこと監督生って呼ぶ。この先彼に降り注ぐ困難を想うと目まいがしますが、強く生き抜くんだよ…!

 

 ところでさっき倒した鉱山のモンスター、消えた後に黒い結晶みたいなの残してて、それをグリムが食っちゃったんだけど、それ絶対アカンやつやろーーーーー!?その毒素か何かで最終的にチュートリアルのあのモンスターに変身するんじゃないんか!?あの…本当に嫌なんですが…。威張りん坊のくせにビビりだけど、なんだか憎めないグリム…。いつの間にか監督生と二人で一つみたいな存在になってたグリム…。ミニキャラがかわいすぎてうっかりスクショ撮りすぎてしまうグリム…。悲しい結末はヤダよ~。最後までお調子者なグリムのままでいて…。

 

そしてプロローグ後にまさかのオープニングムービー!!フルアニメーションですげ〜!ソシャゲがアニメ化したみたいな作画でした。オープニングだけ見ると正統派学園バトルアニメっぽいけど、実際めちゃくちゃ治安悪いからね?

 

 

  で、ついに第一章に突入。『ふしぎの国のアリス』がモチーフとなったハーツラビュル寮がメインで登場するよ。一章のタイトルが『 深紅の暴君 』でちょっと笑ってしまった。

 

★第一章の大雑把なあらすじ★

ハーツラビュル寮は、『ハートの女王の法律に従って学園生活を送る』ことを伝統とする寮。寮長のリドルはこの法律を厳格に守り、違反した者には容赦なく罰則を与える等、もはや独裁恐怖政治のような状態を築いていた。そんな中 ハーツ寮の新入生エースが、罰則で寮を追い出されてしまう。寮長のリドルに許しを請おうと、色んな人を巻き込んであの手この手を尽くすが、全て裏目に出てしまうことに。不満がたまっていくエースはじめ寮生達。一体どうすれば暴君リドルを止める事が出来るのか!?

 

…という感じで、問題は起こすなと釘を刺されたのに、早速問題を起こしてしまうズッコケ3人組(エース・デュース・監督生&グリム)。元気があってたいへんよろしい!ハーツ寮はエースとデュースも所属している寮で、『厳格な精神に基ずく』人たちが集う寮らしいんだけど、やつら結構いい加減じゃない?まあ良くも悪くも容赦ないし、厳格な一面もあるか。

学生服とは別に、『寮服』っていう揃いの私服みたいな衣装が各寮ごとにあるんだけど、ハーツ寮のメインキャラ全員が寮服で揃ってるところを見ると、アイドル系乙女ゲーム感がハンパない。初見はステージ衣装かと思った。5人ビジュアルが良い感じのバランスだし。

 

さてニューフェイスのご紹介!

 

リドル・ローズハート

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2年生にして寮長を務める、勤勉で成績優秀な優等生タイプ。自身の経験から、『厳しいルールで縛った教育方法が正しい』と思い込んでいる。結構負けず嫌いで気の強い性格のようで、ムキになる様子もしばし見られる。ブチギレて「うぎいいいいいいいい!!!」って言いながら顔真っ赤っかにするシーンは、リアルに「怖ッ」て言っちゃった。

『ユニーク魔法』っていう、その人だけが使える特殊な魔法をそれぞれが持ってるんだけど、彼のユニーク魔法は「首をはねろ(オフ・ウィズ・ユアヘッド)」っていう物騒な技で、相手の魔法を長時間封じることができる。これを使ってやりたい放題やっとるわけですわ。

 

トレイ・クローバー

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右の人。3年生の副寮長。リドルとは幼馴染で、穏やかで冷静にリドルをサポートする。もちろん他の寮生へのフォローも欠かさない。間違いなくモテる。実家がケーキ屋で、彼自身もお菓子作りが得意というハイスペックぶり。普段はやさしくて頼りになるお兄ちゃん的存在なんだけど、たまにちょっとしたイタズラをしかけてくる時があって、その時の意地悪な表情のギャップにやられる。高笑いが最高。爆モテですよね…?

 

ケイト・ダイアモンド

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3年生。トレイと並んで、寮長の右腕的立ち位置っぽい。流行りものが好きで、きゃぴきゃぴとした若者っぽい軽い口調。明るく楽観的でフレンドリーな、いつでもワイワイ楽しい先輩!かと思いきや、場面によって急にシビアになったりする。どっちが本当のあなたですか!?トレイ先輩同様、こちらもギャップのあるお方

「れっつらごー!」ってどうなん…?

 

この3人に、生意気なエースと天然のデュースが加わると、ご覧の通り完全な乙女ゲームです。まあなんだかんだ言ったけど、ハーツ寮はそこまで陰険だったりドギツイ生徒はいなさそう。表面上だけでも良識はみんな備わってる印象なので、安定感は一番かも。

 

ストーリーや背景など、『ふしぎの国のアリス』の世界観にどっぷりで、原作知ってたら絶対楽しめる。プレイしてるとああ〜〜〜〜ディズニー行きてえ〜〜〜〜!って叫びたくなります。

 

寮分けの基準が「魂の資質」らしいけど、魂っていうか名前で寮分けされてない?ハーツ寮に所属するべくして集いし面々じゃん。エーススペードダイアモンドクローバーって見事にトランプ柄で揃えてきた。彼らのこと調べたら、ほとんどが出身地同じらしい。その地方の人は魂の資質も似るのかな。県民性みたいな感じで。それにしてもこうもうまい事振り分けられるとは。

 

 物語の初っ端、『鏡の向こう側に、ハートの女王がトランプ兵を横暴に扱っている姿が見える』っていう夢をみる監督生。鏡の中が私らが知ってる物語だ!鏡の向こう側とこっち側で真逆の世界が存在してるらしい。超重要な伏線なので、ここマーカーひいときなさい。ま、あくまで夢なんだけど!

 

 パーティー用のタルトを盗み食いしたってことで、ハーツ寮を追い出されておんぼろ寮にやってきたエース。てっきり『人のモノ勝手に食うなんてモラルがなってない罪』かと思いきや、『女王の許可なしにタルトを食べてはいけない罪』らしい。前者の方がまだしっくりくる。許可をとらないとタルト自体を食べちゃダメなんて、どんな暴論だ。こんな感じで、守るメリットがよくわからないめちゃくちゃ法律がたくさんある。これ強要されるのはストレスだわ…。

 

で、元をたどれば事の発端は自分なのに、絶対罪を認めない安定のエース。なんなら自分に同情しない監督生が悪いみたいな言い方するじゃん。で、謝るべきだって助言してやったら、「お前が提案したんだから、一緒についてこい」とか言い出す始末。お前が一番の暴君だよ!このヴィランめ!(褒)

プロローグよりは多少まろやかになったけど、基本ブレない自己中っぷり。

 

それより、担任の先生がヤバい(語彙力の消失)

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なに…この先生…。次回作から教師陣も攻略キャラに入ってくるよね…?(そもそもそういうゲームじゃない)

ていうか1年は実技がほぼないとはいえ、魔法封じなんてしたらろくに授業受けられないんじゃ…?そういうの寮長の独断でやっていいのか?生徒の自由を尊重する校風なのかな。

 

このゲーム始めて、グリムを追っかける音ゲーが3回目なんですが(笑) 。グリムどんだけ脱走癖あるんだよ。でもって、エースデュース基本的に損得勘定とか快不快で動くから、善意や人情で何かやることはないようです。自分にメリットが無いことをしてやるんだから対価は必須。ヴィランの鏡ですね!!ほとんどのキャラがこうなのが、ツイステの最高ポイント。青春やる前にまずちゃんとヴィラン

そして食堂で出会うモブ寮生、あまりのガラの悪さに爆笑した。優秀な学校らしいし、多少ロイヤルな雰囲気あるのかなって思ったら「ちょっと裏来いよ」とか「今日のところは見逃してやる」とか、こってこての下っ端風。いちいち笑うんですが。

かねてからヤンキーぽさをビンビンに醸し出してたデュースだけど、どうやらマジの元ヤンだったらしい(笑) ツイステの世界は欧米文化っぽいんだけど、彼には昭和のジャパニーズヤンキーのスピリットが宿ってそう。出身地絶対茨城やろ。

 

 トレイ先輩に手伝ってもらい、寮長へ返上するためのマロンタルトづくり!ケーキ作りするパートが音ゲーモードになってて、クッキング知育アプリみたいで楽しいね!ミニキャラのモーションじっくり堪能したいのに、手元が忙しすぎる。

 

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タルトでっか(笑)


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クリーム持ってはしゃいでるグリムかわいい。

 ふしぎの国のアリスの原典ちょっと調べたら、『ハートの女王がタルトを盗まれた』ってくだりが実際あるらしく、うわ〜おもしれぇ〜〜〜〜〜〜!って思いました。結構原作なぞってきてる!

 

『なんでもない日のパーティーにマロンタルトを持ってきてはいけない』っていう、この日のために存在するかのようなピンポイントな法律(笑)。リドル寮長確かマロンタルト食べたがってたはずなのに、そんな法律守ってて疲れませんか?

『 教育ママに束縛されて、価値観を“造られた”』っていうリドルのかわいそうな過去を知り、エースたちは同情…そんなかわいそうな過去があったなんて、横暴になってもしょうがないのか…などと、しんみりなど一切しないところがツイステの良い所(笑) こういう部分で流されないエースのブレなさが頼もしい。リドルの事情は受け止めつつ、それを見てるだけなトレイ先輩に逆に声を上げるなど、まさに革命児“絶対謝りたくないから、公式の決闘を挑んでリドルを負かして謝らせる”というエース理論。好きですねぇ〜。

 

 寮長入れ替えの決闘えを挑むエースたち。この回の「決起ルーキーズ」ってタイトル良いね。ここでリドルとのバトルモードに突入するんだけど、勝てねぇ〜!!全然勝てない!カードの属性とか気にせず、好きなキャラばかり育ててたせいか、バランスめちゃ悪のパーティーができてしまっていた。そのせいで、一章後の試験の授業なんか全くダメです。 何事も計画性が大事。

 

エースがリドルをぶん殴って、説教するシーン。めちゃくちゃかっこいい。初めてエースをかっこいいと思った。全プレイヤーが言いたいことをまんま代弁してくれる。親父にもぶたれたことないのに!的なリアクションをとるリドル先輩。なんか情けなくてちょっと可哀想になってきた。どんな親の元に生まれてくるかって、人生で一番の大博打ですよね。親はリドルのためを思ってなんだろうけど、無自覚な言葉での暴力恐ろしい…。

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エースにど正論ぶつかられて、めちゃくちゃな暴論で反論するリドルだけど、もはや会話になってない。よく1年間みんなを従えてきたな…と逆に関心してしまう。これリドル寮長、後々改心できたとしても、このバックボーンはなかなか取り消せないぞ!エースも言ってたけど、こうなる前に誰か止めてやれよ!

暴徒と化した寮生がリドルに向かって卵投げつけるんだけど、「なんでわざわざ卵なんだろう…」って考えてたら、そういえばアリスの物語にタマゴ君出てきたな…!?こういうの気付いた時超嬉しいじゃん!!

そしてリドル寮長、ついに真価を発揮!真っ赤っかブチギレモード発動!コワッ。

発言を訂正しろと迫るリドル。こんな興奮して詰め寄られたら、その気なくても ス、スマセン(;´・ω・)って言ってしまいそうですが、それでも引かず「やだね絶対しねえーーー!」と煽るエース。イイゾ!!それでこそ我らがエース!

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 ブチギレまくって、ユニーク魔法を連発するリドル。魔法を使うと、ペン型魔法石がちょっとずつ黒に染まって、その許容量を超えると『オーバーブロット状態』っていう悪の化身みたいな姿に変貌してしまうんだけど…それなんてまどマギ

物語の要所要所で、黒インクがポタポタ垂れる演出が入ってくるんだけど、これが多分オーバーブロットする前兆を表してる。キャラがちょっとずつ蝕まれていくのがプレイヤーにだけ分かる演出って酷だよね。誰か…誰か止めてぇ!って思います。

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変貌後の姿、完全なる悪者で超カッケ―。ケイト先輩が「平たく言うと 闇堕ちバーサーカー状態」って言ってたけど、ちょっと平たすぎない?なんかギャグみたいな言い方するじゃん。で、先輩方のリアクション見るに、多分これまで何人か前例がいたんだろうな。魔法士ってこんなリスキーな職業だったんだね。

学園長が言ってた「さらに最悪な状態」ってなに!?ドワーフ鉱山で出てきたモンスターが黒インク垂らしてたし、もしかしていずれはあんな姿になっちゃうってことなのかな。

 

この状態のリドルにみんなが後ずさる中、臆せずつっこんでくエース・デュース・グリム頼もしすぎる。良くも悪くも怖いもの知らずのルーキーズ。普段まとまることはないけど、こういう場面で一致団結するの熱いですね。相変わらず行動原理は不純ですが。

闇堕ちバーサーカー状態のリドルをめちゃくちゃ苦戦して倒した後、リドルの独白みたいなのが始まる。幼少期の回想で出てくるリドル母が、相当過干渉な毒親。独白の中で、口調が子供返りしてしまうリドルが悲しい。これまで、ハーツ寮の法律に内心反発しながら、厳格に従うしかやり方が分からなかったみたい。それがつらかったと泣きだすリドル。トレイからも「間違ってるぞ」って言ってもらえて(出来るならもっと早く言って)、ようやく自分のやり方おかしかったことに気付いた様子。こういうリドルのためを思ってくれる人と もっと大勢出会ってこなかったのも、リドルの不幸なのかもしれないな。

そんなリドルにみんなが優しい眼差しを向ける中、「泣けば許されると思うなよ」と口を挟む、歪みねえエース。最高。親に恵まれなかったのは同情するけど、この状況作り出したのは紛れもないリドル自身だからね!?苦しい思いをした寮生たちを、親の教育のせいだとひとまとめにすることは出来ません!ここで甘やかしちゃだめ!

 

 その後、リドルの厳格な性格は基本変わらないけど、ちょっとだけ寮の規則をゆるくして、最後はみんなで楽しく笑ってハーツラビュル編終わり。とりあえずはハッピーエンドなのか…?リドルが今後どこまで変われるのか、成長に期待大。

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寮長以外のみんなとは日常編でわいわい楽しくすごしたけど、リドルとはあまりフラットな状態で絡めなかったのは残念。もっとリドルの素の姿見せて!!あと母親との関係性も、なにかいい方向に行ってくれるといいな。いずれ卒業して実家帰るわけだし、そこを解決しないことにはリドル問題なにも終わらないと思う。

 

 

で、最後の方に、2章のメインキャラ、サバナクロ―寮のレオナさん登場。SSR引いたキャラ。

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さっそく「フハハ…ハハハハ……ハハハハハハハh!」みたいな、見事な悪役3段高笑いを披露してくださいました。次回はかなり不穏な空気。第2章ちょこっとだけプレイしてるんだけど、ストーリーの内容がアレなのもあるけど、ハーツ寮のみんなと違ってサバナクロー全然ウェルカムじゃなくてビックリ。ハーツのみんながいかにフレンドリーだったかがわかりますね。だって他寮生である監督生たちを、寮伝統のパーティーに誘ってくれるなんて。みんな寛大だったんだな。

 

続きはまた次回。

 

 

 

ツイステおもしれ~~~~~~~~~~~~~~~~!

 

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 ツイステッドワンダーランド通称ツイステにドハマりしてます。 た~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~のしい~~~~~~~~♪♪♪

 

 ツイステっていうのは、20年3月にリリースされたスマホアプリ。あのウォルト・ディズニー・ジャパン協力のもと、ディズニーヴィランズを題材にした世界観でキャラクター達とキャッキャできるアドベンチャーゲーム。原案、キャラデザ、メインシナリオなどは、黒執事でおなじみの枢 やな先生。ワタクシまさに黒執事ドンピシャ世代で、学生の頃クラスで黒執事とリボーンと小説版ハルヒが回し読みされてたんだよね。クラスの女子が、一部は赤西派と亀梨派でわかれてて、一部は雲雀攻め派と骸攻め派でわかれてたんだよね(なんの話?)

このゲームの最高ポイントが、ディズニー作品が元になった世界観にさらに学園ものがかけ合わさっているという、最強要素かき集めすぎでは?な欲張り設定。物語や建物やキャラ設定などが原作に沿ってたりするので、プレイしてて「これって有名なアレやん!」みたいな瞬間がたびたび訪れて、そのたびに面白ぇ~~~~~って叫びたくなる。

 あと、考察厨をギンギンに刺激させる、怪しい伏線の数々。意味深なセリフや演出の数々に心がざわつく。

 

 ゲームの流れは、基本的に 育成モードでレベル上げ → ストーリー開放の繰り返し。ストーリーパートの中に、バトルモード音ゲーモードが入ってて、育成モードで強くしたキャラたちが活きてくる。メインストーリーとは別のサイドストーリーもたくさん用意されてて、うっかりキャラ全員好きになってしまう。

あとストーリーパートのキャラがLive2D仕様で、ぬるっとしたモーションや豊かな表情、動作後の余韻とか揺れる毛先のリアリティがすごい(語彙力皆無) さらにメインストーリーはフルボイスで大ボリューム!(容量もすごい)

 ディズニー ツイステッドワンダーランド

ディズニー ツイステッドワンダーランド
開発元:Aniplex Inc.
posted withアプリーチ

概要はこのへんにして、以下はメインストーリーの感想語る。 頼む…語らせてください…。

 

 

※ネタバレあり

 

 

 

 

 

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★プロローグ(入学編)の超大雑把なあらすじ★

 

 主人公ワイ、なんか知らんけど、目が覚めたら ツイステッドワンダーランドっていう異世界の、名門魔法士養成学校ナイトレイヴンカレッジ』に召喚されていた。学園は入学式の真っ最中で、魔法士の素質がある若者たちが『闇の鏡』なるもので選別されて入学してくるらしいんだけど、素質どころか全くの異世界から召喚されてしまったSSR級の圧巻の異端児。原因不明で帰るすべもなく、途方に暮れる学園長と主人公。

グリムと名乗る 人語を話す犬(?)も主人公と一緒に入学式に潜り込んでて、こいつとセットで、敷地のはずれにある『おんぼろ寮』に住み込みで、学園の雑用係として働くことになった。果たして元の世界に帰る手がかりを見つけることは出来るのか?

てな感じのSFもの。全員スリザリン生で構成されたハリポタって思っとけば良さそう。

 

 学園には7つの寮があって、闇の鏡が新入生一人一人の適性を見分けて、寮分けしてくれます。闇の鏡、生徒の選別から寮分けまでひとりで仕事こなしすぎじゃない?

入学式には各寮の寮長が一堂に介してて、みんな揃いの式典服を身にまとってる。今から儀式でもやるんですかってくらいの重厚感。

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ま~個性豊かそうな面々。寮長がタブレット参加すな。しかもこてこてのネットスラング乱用奴なので、登場が楽しみ。

まだキャラ名が明かされてないから、「赤髪の男」とか「メガネの男」っていうふうに見た目の特徴で名前表記されてるんですよ。そん中で「獅子の耳を持つ男」っていたんだけど、いやフードかぶってるから獅子の耳とか分からんが…?「ターバンの男」っていたんだけど、いやフードかぶってるからターバン巻いてるとかわからんが…?「美しい男」もいたんだけど、なんで他と比べて一人だけ概念?

 

 主人公と共に行動することになる、ツイステのマスコットキャラ、グリム。声優がまさかの杉山紀彰さんです。サスケェ!!声優ってマジすげえと感じさせられる。

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ナイトレイヴンカレッジへの入学にえらく執着しているグリム。ゆくゆく理由は明かされるんだろうけど、嫌な予感しかしません。プロローグの前にバトルモードのチュートリアルがあって、そこで敵として出てきた大型モンスターが、ちょっとグリムっぽいんだよね。イヤ~な伏線。

入学式に潜入したグリム。学園長に害獣扱いされて、「赤髪の男」と「メガネの男」に追っかけ回されて魔法攻撃受けまくるんだけど、まさかのここで音ゲー要素入ってくるとは思わなかった。リズミカルにグリムに攻撃ぶち当てんのは罪悪感が募りますねえ。寮長ども一切容赦なし。「メガネの男」ことアズールさんが『慈悲の精神に基ずく寮』の寮長らしいんだけど、慈悲の精神とは…?

慈悲どころかアズールさん、めちゃくちゃワルっぽいゲス笑顔と 終始胡散臭さMAXの言動でいらっしゃるんですが、さっそく秘めたるヴィランっぽさを見せつけられて痺れが止まりません。最高ですね。

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「赤髪の男」もといリドルさん、THE・枢先生 なビジュアルで、一気に枢ワールドみが増した気がする。

リドルさん、『首をはねろ(オフ・ウィズ・ユアヘッド)』という、『絶対時間(エンペラータイム)』顔負けの超カッケー必殺技を待ってらっしゃる。そういう系のネーミングの技が今後ガンガン登場するのかね!?楽しみでしゃーないです。

余談だけど私音ゲーが壊滅的に下手なので、ズタボロすぎて笑った。A判定以上を取れる日はやってくるのか?

 

 そして、行く先のない主人公を保護する、学園長のクロウリーペストマスクっぽい仮面から覗く光った眼とか、まさにヴィランっぽいビジュアルで良き。こういう奇抜なデザインのキャラどんどん出てきてほしい。

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学園長、ダークネスな見た目に反して、意外にもオモローおじさんだった。結構テキトーだし、何かにつけて「私優しいので♪」って恩着せがましいし。近所に住んでるお調子者おじさんっぽくて親しみやすい。でもこういう人の裏の顔がヤバいってのは鉄板なので、今から楽しみ。

学園長がグリムの魔法力を試すくだりがあるんだけど、まさか学園長自ら闘いを挑んでくるとは(笑) えっ、やっちゃっていいんすか!?おばけに化けた校長に火の魔法を浴びせまくるグリム。こちらも容赦なし。

そういや私、人生で初めて連れてってもらったディズニーランドが たまたまハロウィンの時期で、パーク内のあちこちに鎮座してたオバケのモニュメントにすごいワクワクしたんですよね。で、主人公が住むことになる『オンボロ寮』にそのオバケたちも住み着いてて、出てきた時めちゃくちゃテンション上がりました。まさかの同居!?オバケ夢女になってしまう…。

 

 さてここでチュートリアルの初回10連ガチャ。何度もやり直しきくから、リセマラする手間がなくてありがたい。ちなみに、ゲーム開始直後にもキャラを一人選択して式典服カードをもらえるんだけど、私は「獅子の耳を持つ男」ことレオナさんを選択しました。10連ガチャもレオナさんのSSR出した。

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ワタクシ物心ついたころから褐色・長身・長髪の3拍子に目がなく、さらに三つ編み・黒髪という4.5拍子目までコミコミときた。あまりの欲張りセット過ぎて、この人以外を選択するのは逆に失礼なのでは思い彼をチョイス。というかツイステ褐色人員多くないか。ジャミルさんも褐色に黒髪ロングだし、もうあっぷあっぷですわ。

あと結構嬉しい要素が、ガチャの召喚ボイスや、ちょっとしたミニ会話のボイスとかも、全部アルバムから聞き返す事が出来ること!めっちゃくちゃありがたいよねこのシステム。推しのSSR召喚ボイスって1000回は繰り返し聞きたいじゃないですか。この機能のおかげで2000回は聴けるよ。

 

 引いたカードを使って、早速パラメーター上げをやってみた。

座学形式の『魔法史』と、実技形式の『飛行術』って選べて、ドロップするアイテムや獲得経験値などが違うっぽい。

ミニキャラたちのモーションが超細かくてびっくらこいた。姿勢からペンの持ち方から、一人一人全部違ってて細けえ~~~楽しい~~~~~!!

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あと左にいらっしゃる先生が激渋で最高すぎんか。絶対好きになる。はよメインストーリーで拝みたい。

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飛行術の授業。こちらも、ひとりひとり実力が違ったりして(ド下手なキャラがいたり)、見てて普通に楽しめる。運動着の着崩し方もそれぞれ個性あっていいね。

こつこつレベル上げして、アイテム山ほど獲得しとこう。いつかやってくるバトルモードにも備えておかないと。カードによって属性とかもあるらしいんだけど、そこらへんはまだイマイチわかっとらん。プレイしながらおいおいって感じですね。

 

は~楽しい。おかげさまで毎日楽しいです。今まさに旬のジャンルなので、リアルタイムでストーリー更新されていくのと、ツイッターでにぎわう考察厨のやりとりとか見るの最高に楽しい。

 

続きはまた次回。

 

 

好きな脱出ゲームアプリを語る 〜jammsworks 編〜

 

 

 

 好きな脱出ゲームアプリをひたすら語らうのコーナー。今回は『jammsworks』さんの出してるアプリをまとめて語らっていく。

 

jammsworksさんのゲームを一言で言うとね~…。

 

 

 

 

…………です……

 

 

 

…………だ……です…………

 

 

 

 

大  好  き  で  す!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 以下、大好きなjammsworksさんのゲームで特に好きなやつを語ります!頼む語らせてくれ!!特に好きっていうか結果全部好きなんだけどね!!絞り切れん!

 核心的なネタバレには触れんようにするけど、見所とかはバンバン書いてくから注意

 

 

 

 

 

↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

 

 

 

・Ocean View 

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外観のデザインがおしゃれすぎて、凡人の私にはこのタイトル画面だけでいっぱいいっぱいです。

 jammsworksさんと言ったら、まずはこの圧巻のグラフィック。透明な海、まろやかな波、澄んだ空、そこに映える真っ白な建物。四方を海に囲まれたオシャレな別荘が脱出の舞台です。なにその夢のような舞台~~!わざわざ脱出する必要なくね~~!?

 

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家具は木のぬくもりある感じなんだけど、シンプルで殺風景なお部屋。生活感の無さがよそ行き感あってそわそわする。旅先でホテルの部屋が予想以上に立派で、入り口で一瞬停止した時の気持ち。友達と「わぁ~~!」って言いながらベッドとかバスルーム見て回りたい感じですね。

天井見て。なにこのおしゃれすぎる照明器具の配置…?照明が天井のど真ん中にある時代は終わったんか?

 

脱出の流れは、室内をぐるっと四方向見渡して、ギミックを解きながら最終的に出口から出たらゴール。隠し部屋なんかもあるから、解放された時のワクワク感も楽しめる。難易度はやさしめで、メモ機能も付いてるから快適だよ。というか私が難易度やさしめのゲームしかクリアできない。

jammsworksさんのゲームは、グラフィックに世界観にBGMと いちいち私のツボなんですが、特に好きなのが、全体通してかなりシュールな独特のユーモアセンス。ツッコミどころ満載です。

部屋の雰囲気とまったく似つかわしくない 室内釣り堀があったり。(しかも床がぶち抜かれている)

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普通にペンギンがいたり(笑)

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多くのシリーズで動物がたくさん出てきます。メルヘンチックな世界観なんだなって思ってると、急にいらすとや仕様のテレビゲームが出て来たり。ミニゲームをクリアすることがアイテムゲットの条件になってたりする。いらすとやミニゲームは、初期の作品だとほぼ毎回出てきます。

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リアリティとファンシー両方が存在する異空間なんだけど、妙なバランスで成り立ってて良い。「面白いでしょ!?」って押しつけがましいいやらしさとか一切なく、サラッと笑わせられる。

砂にめり込むカモメは見所。

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隠し部屋があるんだけど、入った瞬間めちゃくちゃテンション上がるから是非プレイして〜〜!

 

脱出ゲーム Ocean View
脱出ゲーム Ocean View
開発元:Jammsworks Inc.
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・Baby

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Ocean viewとは打って変わって、こっちはめちゃくちゃメルヘンファンタジー。雲の上の赤ちゃんワールド(?)みたいな空間が舞台。壁一面が雲みたいなふわふわ仕様だったり、室内にメリーゴーランドが置かれてたり、パステルカラーのかわいい家具やオーナメントがたくさん。

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オムツ履いた天使さんもいらっしゃるんだけど、この天使さん終始後ろ姿だけでお顔見せてくれないんですよね。かわいいんだけどちょっと気味悪い。わかるかなこの感じ?こういうところがjammsworksさんの好きなところ!!

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見て…お子様カレーあるよ……丁寧に旗立ててるよ………好きッ!!

前どこかで言ったかもしらんけど、ワタクシ食べ物を模った3Dグラフィックやドット絵やミニチュアやペーパークラフトが大ッッッ好きなんですよね。彩り、光沢感、盛り付けとかに細部までこだわって、いかにおいしそうに見えるか追及されてる感じ。心の臓物にグッとくるんですよね。ここらへんはもう私の性癖。jammsworksさんの料理のグラフィックは特に刺さる。

 

で、おもちゃのロケット飛ばしたり、メリーゴーランド回したり、アイスクリーム使ったギミックがあったり、メルヘンに仕掛けを解きながら進んでくんだけど、

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なぜか硬貨は日本円。

発行年までしっかり刻印されてやがる。

 

脱出ゲーム Baby 雲より上のプカプカハウス
脱出ゲーム Baby 雲より上のプカプカハウス
開発元:Jammsworks Inc.
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・OBON

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まずタイトル画面開いた時のセミの大合唱がノスタルジックすぎて泣きそうになる。(情緒不安定)

 日本の田舎の夏景色!おばあちゃんの家で過ごす夏休み!私が大好きな設定。この手の世界観のゲームは見つけたらすかさずダウンロードしてます。

ツッコミどころが多くて疲れることで有名(?)なjammsworksさんだけど、今回は特にすごい。

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縁側にしずかに佇むばあちゃん、庭の向日葵、だだっ広い空、空を埋め尽くしそうな雲。誰もが心に秘めてる、理想の故郷!

かと思いきや、なぜか室内にクソでかい消火栓が設置されている。

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すげー嫌な予感がする。

よく見たらばあちゃんの隣に蚊取り線香の豚めっちゃあるやん。ちなみに消火栓は、いずれギミックが発動して大変なことになります。

ミニゲームも、世界観に合わせて夏っぽいタイトルに。

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すごい笑ったのが、仏壇の香炉に線香を立ててあげる流れがあるんだけど、立てる時の音が「ドゥクシッ!」なんだよね。このドゥクシッて効果音が結構いろんなシーンででてくるんですが、毎回笑う。

 

最後はまさかまさかの結末なので、是非確かめていただきたい。

 

脱出ゲーム Obon ひまわり溢れる田舎の古民家
脱出ゲーム Obon ひまわり溢れる田舎の古民家
開発元:Jammsworks Inc.
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・赤い部屋

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 ひと昔前に流行った「検索してはいけないワード」みたいなタイトル。フェアリーな世界観の多いjammsworksさんなんだけど、これは異色な空間。世にも奇妙な物語に出てきそう。 

最初は部屋が水没してて、水中に潜ったりできるよ。その時の『ゴポポッ』てSEが気持ちよすぎて何往復もした。なにかの仕掛けを動かすと水か抜けて、やっと赤い部屋が全貌を表します。

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圧巻の世界観にビビる。外には真っ赤な月やら広大な山々が。なんなんここ、赤が目に痛くて早く脱出したい。

開放的な美術館みたいな空間で、絵画や美術品などがたくさん飾ってあるよ。それらをつかった不思議なギミックが盛りだくさん。暗号解読もあって、他のゲームと比べて難易度高めかも。

 

グラフィックの美しさは安定です。ソファーのえげつない光沢感は必見。ギンギラギン。
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ラストの展開は、戸惑うこと間違いなし。後処理が心配になる展開が待ってるよ。

 

脱出ゲーム 赤い部屋
脱出ゲーム 赤い部屋
開発元:Jammsworks Inc.
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 ・HOME ROOM

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群馬県立脱出高等学校の教室から脱出!サッパリとした質素な教室が舞台。卒業式前っていう設定らしい。のわりにはみんな机の上に数学の教科書出してあって、授業受ける気満々じゃん。

 

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机の引き出しにはゲーム機やらが入っていて(学校にゲームを持ってくるな)、生徒の机漁るのワクワクする。

投票用紙とか、席替えクジとか、学校ならではの要素が楽しい。一番好きだったのが、テスト用紙に印鑑を押すやつ。テスト用紙の答案が面白いので、じっくり見てほしい。

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 教室の後ろのロッカーとか小黒板とか懐かしい~。私が中3の時、教室の後ろの小黒板を、クラスの雑談チャットみたいな使い方してたんだよね(春のパン祭のシール台紙はられてたり)。そんな中、クラスの誰かが教室で裁縫針を紛失したっぽくて、黒板にでかでかと『針注意』って書かれてたんですよね。ひぐらしのなく頃にか?って思ってた当時(超どうでもいい話)

 

 舞台となってる学校が群馬県って設定なんだけど、窓の外見るとなぜか壮大な山々に囲まれてるんですが(笑)

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アルプスだろここ。

 

jammsworksさん、アイテムを使う前にひと手間入れてくることがあって(ボールペンだったら、ノックしてやっと使えるようになるとか)、そういう遊び心が非常にグッとくる。

今回のやつも、ストーブに入れる灯油を入手して、さらにそこから石油ポンプがないとストーブ使えないってのがあって、とてもグッときました。直接給油口に注ぐつもりだったわ。

 

脱出ゲーム Home Room
脱出ゲーム Home Room
開発元:Jammsworks Inc.
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・Hakone

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タイトル画面のBGMが、心休まるお琴の旋律。

一泊いくらだろうってくらいの立派なお部屋からの脱出です。あ~~~温泉行きてえ~。田舎の夏休みに続き、温泉宿シリーズもすかさずダウンロードしてます。単に日本家屋が好きなだけなのかもしれん。
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 あ~すごくいい。囲炉裏まであるとか最高すぎるだろ。畳に寝転んだり茶菓子食べながらボーっとしたい。非常にこざっぱりした室内だけど、何もないからこその非日常!

庭に出ると、紅葉の下で露天風呂!最高すぎるロケーション。他にも池があったり橋が架かってたり、めちゃくちゃ立派な日本庭園。

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猿め…。

(関係ない話)私の友人に温泉好きの人がいて、こだわってヒノキのMy風呂桶買ったらしいんだけど、自分の髪乾かすより風呂桶乾かす方が時間かかるらしいよ(笑) 

 

ちなみに脱出のギミックはすごく面白い。

7つ集めると願い事がかないそうなボールが登場したり。

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 おなじみのミニゲームももちろん出てくるよ。いつもは携帯型ゲーム機にカセットを差し込むスタイルなのに、今回は据え置き型のゲーム機が室内に鎮座してます。旅館のゲームコーナーをイメージしてるのかな(笑)

 

脱出ゲーム Hakone
脱出ゲーム Hakone
開発元:Jammsworks Inc.
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・Merry Christmas
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jammsworksさんクリスマスシリーズいくつか出してて、その中でもお気に入りの作品。サンタクロースの作業部屋みたいなお部屋からの脱出。夢のある世界観です。
窓開けといたせいで部屋に雪がなだれ込んでいる(笑)
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お部屋のあちこちにミニサンタクロースがいて、それぞれお仕事してます。ヒラ社員ならぬヒラサンタ。
子供たちからの手紙のお返事業務担当のサンタや、
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プレゼント仕分け業務中のサンタ
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一仕事終えて休憩してるサンタなど。哀愁ある背中。
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これらのミニサンタを取り締まる、大ボスサンタも登場します。物語が感じられますね。こういう芸の細かい感じがさすがjammsworks。想像力掻き立てられるような世界観が最高。絵本の世界みたい。
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このサンタ生きてる?
 
jammsworksさんのほぼ全てのゲームに、脱出成功後のおまけ要素で「部屋に隠れた動物を○体探せ」みたいなのがあるんですよ。本編で出てきた動物たちが、部屋のあちこちにありとあらゆる方法でかくれんぼしてるんだけど…。
今回は「隠れたサンタクロースを探せ」で、それがめちゃくちゃ面白いからマジでやってほしい。爆笑した。なんならおまけ要素メインで楽しんでほしい。
 
他のクリスマスシリーズでは、カントリーな心ほっかほかハウスからの脱出とかもあるよ。クリスマス時期のあたたかい空気感とか思い出すよね。こんな家住んでみてぇ〜。
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サンタのお家はこちら
脱出ゲーム Merry Xmas 暖炉とツリーと雪の家
脱出ゲーム Merry Xmas 暖炉とツリーと雪の家
開発元:Jammsworks Inc.
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 カントリーウッドなお家はこちら
脱出ゲーム Christmas Eve 足音立てずこっそりと
脱出ゲーム Christmas Eve 足音立てずこっそりと
開発元:Jammsworks Inc.
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クリスマスシリーズに続き、ハロウィンシリーズもいくつか出してるjammsworksさん。
 
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かぼちゃランタンの灯りだけで、薄暗くてちょっと不気味なお部屋。紫、オレンジ、黒と、ハロウィンらしいカラーリングのに心踊る。かぼちゃスイーツ食べて〜!
 
ワタクシ、人生で初めて行ったディズニーランドが、ちょうどハロウィン時期だったんですよね。その時オバケや魔女のモニュメントにドキドキしたのとか、笑い声とか入ったちょっと不気味なBGMとか、キャストさんからもらったキャンディーとか、諸々忘れられん。私にとってハロウィンって感慨深い気持ちになるイベントの一つなんですよね。
そんなわけで、この作品の ちょっと不気味だけどユーモアある演出や世界観がすべてドンピシャ。
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ぶっ倒れたミイラ男とか、墓地から出てきたゾンビの手とか、ドキドキできて楽しい!
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魔女様がいらっしゃる部屋があるんだけど、安定の後ろ姿で気味悪くてゾクゾクする。向こうにある窓をアップにすると、反射で魔女様の正面の姿が見えるという凝りよう。
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大好きです!!!こういうよく見ないと気づかないような細かい演出大好き。
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ミニゲームではモンスターたちがぞろぞろでてきて笑った。そりゃオバケくんもびっくりするわ。
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そしてこのケーキ!!このスポンジの断面、ソースの色と重量感、ベリーの鮮やかさ。これ見た瞬間おでこに手当ててうつむきながら「ーーーーッ///」って言っちゃった。好きだわ〜〜〜。
 
 
脱出ゲーム Halloween おばけとかぼちゃと魔女の家
脱出ゲーム Halloween おばけとかぼちゃと魔女の家
開発元:Jammsworks Inc.
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・Tea Party
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みんな大好き、不思議の国のアリスの世界観をモチーフにした作品。
いうて私はアリスモチーフ特に好きじゃないんですけど、こちらは壁や家具のチグハグな色使いが見事ぶっ刺さった。トランプや数字を使った謎解きが多くて、世界観に浸れる。
 
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この古ぼけたようなくすんだ色使いがたまらんな!ルイスキャロルの昔のアリス絵本がテーマになってて、なので全体的にちょっと古めかしい独特の雰囲気があって良きです。
外に出ると、お茶会を楽しむうさぎたち。ちょっと怖いんてすけど。君ら楽しんでる?
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とある秘密の扉の解錠方法がとても可愛らしいので、是非ともやっていただきたい。あと、jammsworksさんの作品、鍵を解錠する時のSEがめっちゃくちゃ気持ちいいからその音源ください。
 
 
脱出ゲーム Tea Party 不思議な国の不思議なお茶会
脱出ゲーム Tea Party 不思議な国の不思議なお茶会
開発元:Jammsworks Inc.
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 以   上   !  (厚切りジェイソン風に)
 
もっとそれぞれの作品で描きたいことたくさんあるんだけど、自分の目で見てプレイして笑ってほしいことばっかり。やって…!是非…やって!そもそもjammsworksさん超人気だから私に言われるまでもないかもしれませんが。
今回紹介したのは、わりと初期寄りの作品が多め。最近リリースされたものは、映像も内容も大幅にグレードアップされてます。そちらはまた次回に。