ネタバレ注意!!
これまでは狼裁判を勝ち抜いたら新しい部屋が開放される、というのが流れでしたが、最後だけちょっと違う感じで。裁判所から1人ずつ順番に出てって、これまで生活していた建物内でデスマッチを行います。建物の構造とか隠れやすい場所とか全員が分かってるのでちょっと不安ですが。
そんなわけで1番を引いた主人公、1番最初に裁判場を出られます。これはかなり有利。待ち伏せして狙い撃ちとかもできます!
それでは運命のデスマッチスタート!
一番に裁判所を出てきた主人公。第3章でオサムさんの死体を隠した図書室の棚、「あそこに隠れよう!」ということで図書室へ向かう。早速棚に隠れて息を潜めていると、建物内にブザーが鳴り響き「2番目の人、出てください」とメリーの声。残りの2人のどちらかが出てきました。
棚の中に隠れてすぐ、コツコツと誰かの足音が聞こえて来る。
うひ〜〜〜、怖え〜〜〜。
さっきまで裁判で話し合いしてたメンバーが、今は殺し合う相手だなんて。
足音は図書室の中に入ってきます。コツコツと部屋の中をゆっくり歩いて回る足音。主人公が隠れる棚の前まで来たところで、足音が止まります。
なんと、図書室内で飯田リンタロウと新村コウが対面してしまった!!!
棚に隠れている主人公に気づかず、2人は言い合いを始めます。
「この狼ゲームは5年前に起こった殺人事件に関係している…。でも俺は事件とは無関係だ!」
新村コウの主張。それに対に
「お前も関係してるんだよ…」
と涙目で怒りの表情の飯田リンタロウ。
すかさず発砲音が聞こえる。どっちかやられたぽいです。人の気配が消えたのを確認し、こっそり棚から抜け出す主人公。
そこには…、
胸のあたりから血を流して死んでいる新村コウが…。どうやら飯田リンタロウの逆鱗に触れたよう。飯田リンタロウが「5年前の殺人事件」というのに深くかかわっているのは間違いない様子。一番対面したくないやつと最終決戦となります。
新村コウを殺し、図書室から出たった飯田リンタロウ。とりあえず主人公も部屋を出て、植物室の方までやってきたのですが…。
うわああああああーーーーッ!!
早速飯田リンタロウと鉢合わせてしまった!!しかも足を撃たれ、慌てて植物質から飛び出す主人公!さっきから平気で拳銃ガンガン使いやがって、やっぱりサイコパスだとしか思えません!
4階の独房にやってきて、地面に乱雑に放置されてるダンボールの下に身を潜めます。しかし血が点々と地面に落ちてて、あっさり相手に居場所がバレてしまった主人公。
コツ…コツ…とリンタロウの足音がこちらに迫ってくる。さて俺、どうする!?
超危険ですけど、ガスボンベを撃つという選択。選択肢は見事正解!爆発に巻き込まれて気を失うリンタロウ。とりあえず動きは封じました。あとは煮るなり焼くなり…と思いましたが、あっさり目を覚ましてしまいます。
はやく殺さないとやり返されるよ!!!
むくっと起き上がり、嫌に冷静な顔のリンタロウ。ここでリンタロウの告白が始まります。
「この狼ゲームは…、僕の復讐劇なんだ」
狼ゲームの黒幕は飯田リンタロウだった!
この場面にしてこの激白。どちらが殺されてもおかしくない今、リンタロウにより全ての真相が暴かれます。
この建物内に集められた12人は、全員が「あの事件」に関わりのある人物でした。
「あの事件」とは、当時未成年だったユウヤによって電車の車両内で起こされた無差別殺人テロのこと。当時犯人が未成年だったので報道はされませんでした…。
「でも、君はユウヤの名前こそ知らなくても、その事件のことは詳しいよね?」
「だってその場にいたんだから」
主人公が前章あたりから思い出していた事件の記憶…、関わりがあったというか、まさに渦中の人間でした。なんと主人公、その殺人テロの現場にリアルタイムで居合わせていたのです。
「でもなんでお前そんなこと知ってるんだ…?そうか、まさかお前…」
リンタロウも事件当時、その場にいたのです。
そして殺人テロの被害者が、リンタロウの両親だったのです。
そしてそのユウヤが殺人犯になってしまった経緯、事件の最中、事件後の諸々に関わってきたのが、今回集められたメンバーなのだとのこと。ここからはユウヤの生い立ちと、12人がどのように事件に関わってきたかリンタロウの語りが始まります。
まずユウヤは母子家庭で、母親からの暴力に怯える毎日でした。それに加え、中学3年の時から学校で激しいいじめが始まります。それを見て見ぬ振りをしたのが、当時のユウヤの担任教師だったもじゃ頭の国語教師、永井オサム。
その後、虐待といじめに耐えかねたユウヤは自身の母親を殺害(もうこの時点でヤバい)。そのまま少年鑑別所→精神病院へと送られます。
そこでユウヤを看ていた医者は、治療する気も無く患者を軽視。さらに必要以上の薬を処置して患者の症状を悪化させるヤバい医者だった。それがブラックジャックこと精神科医米森サトル。
そのせいで薬物依存気味となったユウヤは、ネットを使い違法な薬物にも手を染めることに。その薬物を売っていたのが、前章で殺された小宮チエ。
お前が一番ヤバ奴じゃん。
その薬物のせいでユウヤの危険行為はエスカレート。警察沙汰の事件を何度も起こすことに。しかし優秀な弁護士により、彼の刑は極端に軽いもので済まされてしまう。その担当弁護士がミホりん。
そんなこんなで自由の身になってしまったヤバい状態のユウヤだが、警察もバカではないので要注意人物としてユウヤを警戒していた。しかし彼の観察担当になった警察官は、観察をサボっていた。それが刑事の小島。
そして放ったらかしにされてしまったユウヤは例の電車内での無差別殺人を起こし、リンタロウの両親は刺殺される。無責任な大人たちのせいで凶悪殺人者ユウヤは生み出されてしまった、とリンタロウは考えている。
両親を失い絶望の淵に立たされていたリンタロウにさらに追い打ちをかけたのが、執拗なマスコミの取材。当時中学生だったリンタロウにしつこく取材し、面白おかしく雑誌に掲載したのが、週刊誌記者のマキさん。
さらにこの事件を根掘り葉掘り調べつくし、加害者のみならず被害者家族のことまで事細かな情報をネットにさらして金儲けような一般人も現れる。それが新村コウ。
満面の笑みの立ち絵、まさかのここで初公開です。
そして残された主人公、神木リツ、土屋タクヤ。この3人は、さっきリンタロウも言った通り、事件当日その場にいた、同じ車両に乗っていた3人だったのです。
主人公は全く覚えていませんが、土屋は美容整形前だったので今とは顔が全然違うし、神木リツも全然違う装いをしていたのです。
そんな3人の罪は、ユウヤに襲われている一家を見殺しにしたことでした。3人だけで隣の車両に逃げ込み、そのままドアを閉めきってしまったのです。家族は助けを求めていたのに…。
主人公は小学生の時と変わらず、事件の日も逃げ癖を発揮していました…。というのが事件と12人の全容。
リンタロウ、かわいそうな生い立ちですね。ユウヤに対して誰か一人でも誠実に接していればユウヤは多少まともな道を歩めて、リンタロウ一家ももしかしたら殺されずに済んだかもしれないです。
しかしみんな狼ゲーム中はいたって普通の人たちみたいな感じでしたけど、とんでもねえ奴らでしたね。特にドラッグ売ってた小宮チエ。犯罪!逮捕!新村コウにいたっては、もともと低かった好感度が一気に地の底に落ちました。そんなことする奴だったなんて知りたくなかった…。
話はストーリーに戻りまして…。
事件と狼ゲームの真相が暴かれた今、リンタロウから主人公に向けて鋭い言葉が飛びます。
「君は、僕たち家族を見捨てた。逃げた。」
「ずっとそうやって生きてきたんだろう?」
「さぁ、そして今だ…。君はどうする?また逃げるのかい?小学生のあの頃の様に。」
「ここで僕を殺して、ここから出て、それで君は満足か?」
それに対し、お前に俺の何が分かるっていうんだ!と内心逆切れの主人公。
「逃げるも何も、お前を殺せば俺の勝ちだ!」
今、主人公の手には拳銃が握られている。このままリンタロウを撃ってしまえば、すべて終わりに出来ます。
ここで始まる自問自答。
俺は自分が助かるために誰かを犠牲にするのか?また?
でも助かりたい…。そのためには人の命なんて関係ないだろ?
そんなもんだろ。みんな自分が一番大事だろ?
自分を犠牲にしてまで人を助けようなんて人いないだろ?
俺は間違っていない。これが普通だ!俺は正常だ!
自分を正当化する主人公。
リンタロウを撃つしか選択肢がありません。そのくらい冷静さを欠いているのでしょうか。
死ねええええええええええ!!!
と思ったら…。
背後から拳銃を撃つ音が聞こえ、腹部に強烈な痛みが。
どうやら背後から撃たれたようです。誰に?
背後から聞き覚えのある声が。なんでお前が生きているんだ!?
リンタロウと話し込む、背後から俺を撃ったやつ。リンタロウは、そいつが撃ったことを咎めるようなことを話しています。
リンタロウが涙を流す。
「どうしてお前たちは、そんなに弱いんだ…。」
これはただの復讐劇ではなく、お前たちを試したかったんだ、と。本当はお前たちはここから出ることが出来たんだ…。
そんな言葉を聞きながらそのまま息絶える主人公。
ノーマルエンド「後悔」
一応ノーマルエンドクリアしました。
簡単にまとめると…。
この狼ゲームは、自分の親を殺した「殺人鬼ユウヤ」を生み出すきっかけを作った人間たちを対象に、黒幕リンタロウによって引き起こされた復讐劇…、で終わるのかと思いきや、最後は協力者の存在が分かり、さらにただの復讐劇ではないことも明らかにされる。
これまで各章で散りばめられていたユウヤに対する手がかりや、5章で出てきた車両を模した部屋など、伏線がちゃんとつながってきましたね。
小宮チエの「はやくここを出ないと、お客さんが待ってる…」発言や、永井オサムの「本当は人を教えるなんて責任のある仕事やりたくないんだ」発言なども、ちゃんと結末に繋がってきてます。二周目はもっとちゃんと見ておこう。
それにしても、ここまで一緒にやってきた登場人物たちの「実は昔こんなヒドイことしてました!」みたいなの聞くのって嫌ですね。知りたくなかったそんなこと!今後は「過去にひどいことしてきたけど、あっけからんとしてるやつ」という目で見てしまいそう。まあ主人公も含めですが。
さてノーマルエンドは回収したので、次はトゥルーエンドの回収に向かいます。
いったんゲームをクリアしてもう一回「つづきから」を選択すると、2周目に突入できます。一周目にはなかったヒントなどがたくさん出現していて、ヒントだらけの異空間に。
「これから先僕らはどうやって生きていったら…」と今後を嘆く日記や、「お母さん帰ってきて」と書かれたノートなど。一周目で真相を知ったら、リンタロウのものなんだなってわかるもの。
他にも、集められた12人の過去を暴いた証拠品なんかも。
「5年前の事件」の犯人や遺族の個人情報をまとめたサイトをプリントアウトしてきた紙を発見。これはゲスの新村コウがつくったサイトですね。閲覧数がすさまじい様子。
1周目でリンタロウが事件の真相を説明してくれてるとき、「今回の参加者のことは徹底的に調べつくした」と言ってたので、その時の資料かな?主人公の卒業アルバムなんかも見つかってますし。
血まみれのさびたナイフまで。多分ユウヤが殺人テロを行ったときに使った凶器。
他にも、さらに事件の真相に迫る、謎に包まれたヒントも。
「みっちゃんへ、転校してしまってさみしいです。泣き虫な弟くんは元気?」という謎のお手紙。
建物の設計図や建築系の資料もあって、「森建設」と書かれてる。森ってミサキちゃんの苗字じゃない?
5章の謎のリビングで重要な証拠。この証拠を見つけておくとトゥルーエンドを迎えることができるらしいです。4人家族の仲睦まじい写真。
4人ね、うん…。
さて、迎えた2周目ラストシーン。
ガスボンベを爆発させ、リンタロウから事件の真相を聞くところまでは一緒。そしてリンタロウに銃を向ける主人公。しかし一周目と違うのは、ここで「撃たない」という選択ができるということ。
迷わず「撃たない」を選択…。
銃を下ろし、「俺はキミを殺さない…。」とつぶやく主人公。
「もう嫌なんだ、自分ばかり助かるように生きていくのが…」
一周目とは打って変わり、自分の過ちを認め反省し、冷静になることができている模様。
小学生のいじめの時や、電車の事件の時など、ずっと逃げて生きてきた主人公。「人のことは考えず、自分のことしか考えない。」今回集められたメンバーも全員そうだった。全員が少しでも自分以外のことを考えて行動していたら、ユウヤやリンタロウ一家は救われたかもしれないし、狼ゲームでも何か違った結果になっていたかもしれないし…。
と、その時主人公の背後の扉が開く。
もう一人の黒幕は、4章で処刑されたはずのミサキちゃんでした。
うっ(泣)。
生きててくれて嬉しい気持ちと、やっぱ黒幕かー…。と言う気持ちが混ざり合う私。
実はミサキちゃんも、電車で起こった殺人テロの生き残りでした。リンタロウとは兄弟で、姉にあたる。
リンタロウを殺さないという選択をとった主人公に、ミサキちゃんの口から真実が語られる。
この狼ゲームは、ミサキちゃんとリンタロウの二人で計画したもの。
ふたりの時間は、あの事件の日以来止まってしまった。
あの事件の光景を昨日のことの様に覚えていて、その時の絶望や地獄のような悲しみ苦しみをどうすることもできなかった…。だからこのゲームを行うことにした。
一周目でもチラッと言っていた、この狼ゲームの脱出の方法。それは、「自分を犠牲にしてでも相手を助けようとする勇気を持つこと」。つまり、「狼でありながら、羊を殺さずに自分が死のうとする選択」。
それさえ満たせば誰でも脱出できたそう。
主人公は、リンタロウを殺さずに自分の命を差し出すという選択をした。
「だから、ここから出たら、その勇気をもって生き続けてほしい」というのが2人の本当の願いでした。
涙を流す主人公。
しかし、ここで思いもよらないことを口にしてしまう。これまでの主人公だったら絶対口にしないような言葉。溢れる感情を抑えきれず、口から出てしまう。「こんなこと俺の立場から言うのはおかしいかもだけど、」と前置きしたうえで…、
「君たちはこれからどうやって生きていくの?」
「事件のことは想像もつかないくらい辛かったんだろうと思う。」
「そんな悲惨な経験をした君たちこそ、一歩前に踏み出すべきだよ…。復讐なんてもうやめて…。君たちこそ止まった時間から踏み出さないといけないんじゃないか?」
本当はこの状況だって我慢していたリンタロウ。今のリンタロウに主人公の言葉はダメだった。一周目より気性粗くなってない?
感情が爆発し、事件の日のことで主人公を責め立てようとすると、
「やめてリンタロウ!」とミサキちゃんが叫びます。
主人公の言うことは正論だとリンタロウを説得しようとするミサキちゃん。一歩前に踏み出さなきゃいけないことはミサキちゃんもわかってたのかな。
新しい証拠で、多分ミサキちゃんの日記かな?
「あなたの目を覚ましてあげられるのは、私しかいないんじゃないかって。優しいあなたが、本当の優しさを取り戻せますように」
ってあったんですよ。多分リンタロウのこと言ってるんじゃないかな。きっとこの狼ゲームの計画を2人で立てながら、内心「本当にこれが正しいのか」ってモヤモヤしてたのかなミサキちゃん。
それでもリンタロウは納得いかなくて涙を流します。
でもこうやってお節介垂れた主人公は「これは君たちが俺に気づかせてくれたことだろう?」と。
自分を犠牲にしてでも相手を助けたいという勇気。
相手を逆上させ殺されてしまうかもしれないけど、それでも相手もこのジレンマから抜けさせてあげたいという勇気ですね。主人公、リンタロウとミサキちゃんのおかげで成長できてます。
でも今のリンタロウにはそんな話は届かず。床に転がったピストルを拾い怒りに満ちた表情で主人公を撃ってしまいます。
あああ…。
主人公をかばい、自ら撃たれてしまったミサキちゃん。主人公をかばったというか、リンタロウを守ったのですね。
慌てて救急車を呼ぼうとしますが、ここは山深い森の中なので無駄だそう。
顔面蒼白で息絶え絶えになりながら、
「なんだか不思議。今とっても満たされているの…。」
それは…、お母さんが2人にしたここと同じように、自らを犠牲にてリンタロウを守ったからでしょうか。
ミサキちゃああああああああん!!!!
「これ以上リンタロウにつらい思いをしてほしくない」
「彼の言ったことは正しいよ…、私たちの方こそ、自分と向き合う勇気を持たなくちゃいけないんだよ…。」
「だから、この先何があっても、絶対一歩前に踏み出すんだよ…」
そうリンタロウに残して息絶えたミサキちゃん。
建物内にリンタロウの鳴き叫ぶ声が響き渡る。
両親を亡くして、お姉ちゃんも自らの手で殺めてしまって…。リンタロウはこの後どうやって生きていくんでしょうね。
「行けよ…」
俯きながら、主人公に言い放つリンタロウ。
二人を背に、建物の扉を開けて外に出ます。あたりは一面木に覆われた森の中。ふらふらと足を進めていると、突然の爆発音が。さっきまでいた建物が炎上してます。
夜空に立ち上る炎が、二人の悲しみや怒りを表しているように見えた…。
トゥルーエンド「二人の狼ゲーム」
これトゥルーエンドなんですか!?結局主人公だけしか救われてませんが!
でもミサキちゃんを背に、少し希望に満ちたような表情のリンタロウが。少しだけ救われたということになるのでしょうか。
主人公もそうでしたが、黒幕の二人も相当過去に縛られていた感じでした。なんとも悲しい生い立ちでしたね。なんか救われた感が非常に薄いですが、まあトゥルーエンドって「真の結末」って意味ですし、そういう意味では間違ってはないのか。ハッピーエンドはないんですか!?
主人公の成長はあるものの、結局ミサキちゃんも死んでしまうし。リンタロウにこれ以上苦しんでほしくなかったと言っていますが、結果一人ぼっちにしてしまうことになります。でもこの結末しかなかったのかな…。
最期建物が爆発したのって自らやったのか、それとも事故なのかな。真相やいかに。
ユウヤも、加害者にしてある意味被害者なのかもしれませんね。無責任な大人たちによって作り上げられてしまった。もうみんなかわいそう!ほんと救われない!
ちょっと思ったのですが、狼ゲームの脱出法って「羊を殺さず自らが犠牲になる勇気」だったじゃないですか。
リンタロウ…、2章で土屋のことぼっこぼこに殴り殺して
ない?
なに?私怨?殺さずに済む方法知ってるくせに殴り殺してしまうなんて。ここら辺は後日談に答えが出てるのかな。あとミサキちゃんも主人公のこと殺そうとしてたしね。
うーん…、ミサキちゃん生きててほしかったな…。
結論、トータルで見て面白かったです!
捜索パートが非常~~~に簡単で優しいので、サクサク物語を進めることができて良かった。やっぱり無料なので物語の唐突な展開でやや置いてけぼり感は否めませんが、そういった部分も込みで面白かった。淡々と操作して狼あぶり出すだけでなく、自分が狼になったり、推理を間違えてしまう章があったりと、飽きさせない展開で非常に良かったと思います。
でもまあ…リンタロウが黒幕だってのはかなり序盤から予想できてしまって。だって…、
上の方に広告で「コウ目線エピソード」とか「リンタロウファイナル」って出てくるから(笑)
マップ画面中とかゲーム起動時に、狼ゲームのアフターストーリーの広告が出てくるんですけど、シリアスっぽいカットの広告とかバンバン出てくる。
「コウ目線」って言ってる時点で新村コウは生き残るんだろうなって予想つきましたし。リンタロウがやたらと取り上げられてたりで、単純に人気キャラだから広告に使われる機会が多いだけなのか、それかリンタロウがゲームのカギを握ってるんだろうなって予想できてしまいます。ここちょっと…残念だな〜(笑)
一章プレイ時にこのネタバレくらってしまいまして、もうリンタロの言動一つ一つに注目してしまった。
まあミサキちゃんがかわいかったので帳消しと言うことで。
黒幕として出てきてから、関西弁じゃなくなってたね~。関西弁可愛かったのに!
この狼ゲーム、本編もそうですがアフターストーリーがかなり充実している様子。本編クリア後にチラッとアフターストーリーのページ覗いたのですが、トゥルーエンド後のリンタロウの後日談、新村コウの後日談ってあって、なんだ君たち生きてたのか!と思いました。しかも新村コウの後日談に関しては13話まで続いてて、いったい何が語らてるのか…。サムネイルだけ見ると、主人公より主人公らしいことしてる風です。
この後日談をプレイすれば、まだたくさん残ってる謎が少しずつ解明されていくのでしょうか。また伏線も全部回収しきれてないし。
建物の謎とか、姉弟の謎とか、リンタロウとミサキちゃんが狼になった時の心理とか、色々もうちょっと詳しく知りたいですし。リンタロウの性格もまだイマイチ掴みきれてませんし。
そのアフターストーリーなんですが、パラレルワールドの本編とは関係ないおまけストーリーもありまして、チラッと覗いてみたのですが。
誰ですか!?
突然当然のように出てきたけど…。みんなとも当然のようになじんでますけど。
まったくの初見のつもりでいましたが、ちゃんとトップページにいました。まさかと思ってググってみたら、まさかのまさかの主人公でした。徹底的にモブシルエットで本編を最後まで貫き通した主人公に、ちゃんとしたビジュアルがあった!!
本編中は徹底して「キミ」「あなた」「彼」とか呼ばれてたのに、ユキナリ君という名前まで存在してた。まあアフターストーリーやる上でプレイヤーの目線がリンタロウとか新村コウに移るので、そのためだと思いますが。
ちょっと!後から持ってきたにしては良いビジュアルにしすぎじゃないですか!?(笑)
とりあえず狼ゲーム本編のプレイ日記はこれにて終了~!
アフターストーリーとかもし書く気になったら書きます。